北海道神宮境内には、北海道開拓に貢献した先人たち37柱を祀る、開拓神社が建立されています。
北海道と改名されてから70周年の記念に建てられました。(1938年(昭和13年))
それから、今年はちょうど、70周年にあたる、これまた記念の年。
17日(日)は、朝から、記念式典が執り行われ、
2年間眠っていた、日本最大級の大神輿が、出されました。
ちょうど2年前に、開拓神社みたま祭が行なわれ、本来3年ごとが恒例ですが、
記念の年なので、1年繰り上げての例祭です。
2年前は、神宮から会場となる札幌中心部までは、トレーラーに積んで、あっけなく移動でしたが、
今年は、広く多くの方にも参加出来るよう、特注の台車を作っての移動です。
大きな神輿なので、街路樹にもひっかからないよう、長い竹棒を使ってよけます。
こちらは会場。道庁北側の道路を、閉鎖されています。
今年新たにつくられた、揃いの法被が眩しいです。
胸には「開 和っしょい北海道」 デザインは、コシノジュンコさん
人々の横のつながり(ライン)。北海道の天と地を表現。色は、日本古来の紫と白。
神輿は、高さ4メートル、重さ4.5トン (1992年(平成4年)に作られた)
大変重いため、一度に200人程で、担ぎます。
また長時間も無理なので、交代要員も含め、600~1000人くらいは必要という大神輿。
(実際には、人集めに大変ご苦労されているようです。なので3年に1度の開催とか)
神輿渡御の沿道、会場には、多くの担ぎ手、観客、報道関係の方がいらっしゃいました。
開拓と言う文字が、陽光に光り、とても眩しかったです。
何もないところから、開拓をしてきた先人に比べれば、便利な世の中に生きる私達。
強い開拓精神を持ち続けなくてはいけないなあと感じた、みたま祭でした。
2年前(2006年)の開拓神社 みたま祭の様子はこちら→2006年8月21日の記事
コメント
こんな神輿渡御が行われているなんて
知らなかったです。あんなに長く住んでいたのに。
大きな神輿ですね・・。英語で神輿は
portable shrineと呼ぶみたいですが
本当に移動する神社そのものみたい。
これで担ぎ手が肩をぶつけたら
(息が合わないとそうなるのです)
痛いだろうなぁ。
本当にMayuさんのブログはためになります。
感謝感謝です。
百人単位で担ぐさまは、勇壮だったことでしょうネ!
開拓の中心であった道庁近くでの神輿担ぎ、
祀られる先人の方々もさぞかし満足されたのでは...
大きくて立派なお神輿ですね!
こんなに大きなお神輿が北海道に
あったとは!知りませんでした。
実際に見てみたかったです・・・。
3年後・・・覚えてるかな(;^_^A
花火さん
恐れ入ります。
portable shrineとは、なるほど。
全く想像も出来なかった単語です。
200人でも、ひとりにかかる重さはかなりのものでしょうね。
交代された方の顔を見ると、かなり重たかったのがわかります。
181やくもさん
担ぎ手にとっても、観客にとっても、圧巻という感じでしょうか。
やはりかなりの大きさを感じます。
少しだけ体感したい、気もしますが・・(^▽^;)
ボコさん
案内はそれなりに出ていますが、
それを見逃したら、全く忘れそうです。
私もうっかり逃しそうで恐いです。(^▽^;)