しろくまにっき 983

大雪の中、弾けるように遊んでいたのはキャンディ。
24日(金)には、同居中にも関わらず、上で気持ち良さそうに寝ていた様子を見て、
キャンディの中で、何かが溶けてきたのかなあと思ったり、
いや、単なる気まぐれか？と思い直してみたり。
キャンディの心の動きが気になる中で、一日離れておびひろ動物園へ行ってしまいました。
一日おいて、キャンディの心はどうなっただろう？
と、やって来ると、キャンディは大雪の中、無防備な格好で心底楽しんでいるようす。
もちろん同居中です。

ひゃ～、気持ち良さそう。
体についた雪をぶるぶる～っとさせると、自然な「ぼかし」が入ります。(笑)

今までなら、デナリが近づいただけで、声を荒げていましたが、
今日は、少し声のトーンが違っています。
たまたまかもしれませんが・・・

ララはよく、キャンディ側の方を、立って見ていました。
屋内への扉は閉鎖され、生活リズムは、通常通りに戻されたようです。
(閉園時間に扉を開けて夕飯。夜は基本的に出入り自由)
ララの気持ちは、当人でないとわかりませんが、
伝わってくる空気は、随分落ち着いたように感じます。
動物たちは、私たちが思うよりも、クールなのかなと思います。
環境の変化により、一時的に、落ち着かない時期はあっても、
決して絶望することはなく、現状を受け入れ、生き続ける。
野生下では、きっともっと過酷な事態に直面しても、生きることは止めません。
ララだけでなく、他の動物を見ていても感じることです。