しろくまにっき 1057

「もう1個下さい。」
今日もおもちゃを投げ入れてもらったララ。
飼育員さんの手には、もうひとつ青いポリタンクがあるので、右手を挙げ要求しています。

よかった！2個ゲット。
デナリがいないので、全部ララのものだよ。

赤い浮き玉の中には、ブドウの粒。
青いポリタンクの中には、クマ用ペレットが少し入っていました。
転がしたら穴から出て来ることを知っているララは、
慌てず、ゆっくりと転がして、全てなくなるまで続けます。

ララ舎の前を通る飼育員さんのおなかには、浮き玉がひとつ。
ララに浮き玉が見えないようにされています。
なぜなら、見えてしまうと、それも欲しくて、
ララが堀に下りて、じっと待ってしまうから・・だそうです。
キャンディ舎に向かう、飼育員さん。

最近、一段とかわいさが増して来たキャンディ。
換毛が進み、水に濡れていないと、ふわふわな白い毛がきれいです。
表情も丸くなったように見えます。

投げ入れてもらった浮き玉は、おしとやかに遊んでいました。(笑)

さあ、問題はブタ鼻のデナリ・・・(^▽^;)
おもちゃの投げ入れが出来ない分、違う方法で、デナリの個性を引き出そうと工夫されているよう。
今日は、新しい青い樽をもらっていました。

実は、この容器の中には、鶏肉が1羽、まるごと入っています。
前が見えないので、忍び足で歩くデナリ。
顔を突っ込みたくても、突っ込めない。どうする？どうしよう？
あっちへこっちへ・・・・
結局、潰し始め、自ら取れないように口を閉じてしまいました。
こうなったら、容器を破壊する他ありません。
何時間もかけて、かじり始めました。
キャンディも、何してるの？と気になる様子。

ララの方は、涼し気な顔で、ものの数分で食べ終わりました。
食べ終わると、おもちゃを扉の方に持って行くララ。
この行動も、結構見られるのですが、おかわり要求なのかな？とも思います。

キャンディの浮き玉からは、何も出て来なかったような気がします。
＊デナリの鶏肉は、翌朝にはなくなっていたそうです。
そして、屋内の隅には、破壊されボロボロになった樽が転がっていたそうです。
回り道でも、やり遂げたデナリ。(かなり回り道だったね)
青い樽は壊せたけど、これが黄色いガス管だったらどうだろう？
子供たち(イコキロ)は取り出して食べたけどなあ・・・
ガリガリし始めたら、それはそれで恐い。
ちなみに、今回、歯は無事でした。