閉園間際から、クマたちの移動が始められました。
ララ親子は、反対側の獣舎に移動し、来春までは、戻らない予定だということ。
ポロロとマルルが、大きなプールで遊べるのは、
これが最後になるのかもしれない?と、昨日は感慨深い思いで、閉園まで見届けました。
今朝は雨。
動物園に着いた頃には、雨は止み、蒸し暑くなってきました。
クマたちは、それぞれの場所に移動し、活動していました。
朝のうちは、まだ少し落ち着かない様子をみせていたララ。
後ろ足を残し、寝室の様子を伺っています。
子供たちは、そんなララを見て、少し不安げな様子にも見えました。
(左ポロロ、右マルル)
子供たちは、中に入っても、
ララだけは、足を残したまま・・・・
そんな時間がしばらく続きましたが、
そのうち、ララも寝室の奥へ進んでいきました。
ララは、獣舎内を歩き、チェックして回っていました。
子供たちは、その後について歩いています。
ララの目が少し鋭くなる瞬間。
それは・・・・
デナリの姿を見た時。
デナリは、頻繁に立ち上がり、ララ親子の方を見ています。
立ち上がった時、歩きながらも、「ファッ、ファッ・・・」
3月4月は、エゾヒグマの視線を気にしていたララですが、
今度は、デナリの視線が気になる日々になるかもしれません。
デナリは、来週からの工事が完了すれば、
ララ邸の方へ移動するので、姿は見えなくなります。
デナリは、マイペースに過ごしています。
今日は蒸し暑かったせいか、何度もプールに入っていました。
おもちゃがなかったので、特に遊ばず、浸かっていただけでした。
新しくなったキャンディ舎。
キャンディもまた、いつも通り、時々プールに入ったり、
歩いたり、寝室に入ったり、マイペース。
やぐらがないので、すっきりした放飼場に見えます。
水から上がると、ごろごろ仰向けになって体をこするポロロですが、
ここでは、擬木のステップのところで、こすっていました。
来週、工事が始まったら、大きなクレーンで、地下鉄のタイヤを
こちらまで運んでくれたら嬉しいのですが・・・
戻すのも大変かな?(^_^;)
おもちゃや、タイヤ・・ニオイのついた、いつものものがあると、
少し落ち着けるかもしれませんね。
遊びが終わり、ひといきついて授乳。
授乳はこの場所でした。
そして、そのまましばらく昼寝。
第2工区の工事が完了した、世界の熊館の様子と、移動を始めたキャンディの様子。
9月14日(土)
今朝のクマたちの様子。
途中、一旦屋内に収容となり、清掃タイム。
清掃後に、登場となった親子。
昨夜から、水に入っていなかったのかな?
水に入ると、とても気持ちよさそうな親子でした。
ララは、まだ少し落ち着かない風にも見えましたが、子供たちは元気いっぱい。
楽しそうに遊ぶ姿も見られてよかったです。
プール遊びの様子は、後日しろくまにっきにて。
コメント
多少の時間がかかろうとも、麻酔なしでの移動は、本当に素晴らしいことですね。園の方々、お疲れ様でした。
ララ母子の新居プールが狭いので、私としては非常に不満ですが。
ララのことが、とても気になっていました。
とりあえずは、落ち着いている様子で何よりです。子供達は恐らく好奇心いっぱいで、問題はないのでは、と思っていました。
不自由ながらも安全で、快適に過ごしてくれれば、それでいいのです。
クマ館の新設が待ち望まれます。
mayuさん、ありがとうございます。
ララと成長していくポロマルの3頭では小さ過ぎるプールで
可哀そうな気が・・・
このまま来春には、親子のお別れになってしまうんでしょうか
はじめまして。
フリーカメラマンのusaponと申します。(動物写真ではありませんが。)
いつも素晴らしい画像&動画を拝見させていただいています。
今回は新居でのララ親子の様子を伝えていただきありがとうございます。
不安そうなララの様子にこちらも心配になりましたが、双子の無邪気さに救われました。
新居では熊との距離は縮まりましたが観覧エリアが半分くらいになったので、この先撮影に少々心配しております。
ともあれこれからもララ親子の穏やかな生活を願ってやみません。
私もお引越しの様子が気になっていました。
ララは不安そうでしたが、寄り添って遊んだり、寝たりする姿に
安心出来ました。
撮影一日がかりで大変だったと思います。
ありがとうございました(^^)感謝感謝です。
usaponさん
はじめまして。
いつもありがとうございます。
観覧エリア自体は、同じくらいかなと思うのですが、
プールが小さい分、
プール遊びが見られる場所が少なくなったかなと思います。
雪のシーズンになると、また違って見えるでしょうね。
9月24日、マルルが堀に転落という事故情報がありますが、大丈夫なのでしょうか。
嫌な予感がしてたのですが、(少しだけ特異能力があるもので)
それが当たってしまい、驚いています。
もっと小さい頃に、それを感じていただけですが。
無鉄砲、無邪気な子供だけに、移転は少々、無理があったのかもしれませんね。安全対策は必要です。運転と同じ、危険予測です。