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釧路市丹頂鶴自然公園



親子タンチョウ

先月、一度行ってみたかった、釧路市丹頂鶴自然公園へ出かけてきました。
5月2日に孵化したばかりのヒナの姿もありました。
孵化して1ヶ月半なので、結構大きいです。
ちょうど訪問した時間帯は、土砂降りの雨に見舞われ、
傘を差して歩くだけで、精一杯な状態。
写真を撮りたくても、その気力さえ奪われる程でした。
せめて、訪問した記録だけでもと、なんとか数枚は撮影してきました。


個体

ヒナがいたペアは、野生個体のドウサン(オス)と釧路市動物園生まれのエムコ(メス)。
屋外には、フェンスで仕切られたスペースがいくつもあり、
各スペースに、1ペアずついました。
それぞれに、こうした個体表示が付けられていました。

アオサギ

フェンスで仕切られているだけなので、天井なし。
なので、野生の鳥もやってきます。
写真左上、フェンスの上にとまっていのは、アオサギ。
えっ、タンチョウも鳥・・羽ばたいて飛んで行けるはず!?
現在は、「鳥インフルエンザ」対策で、
羽根を切っているため、飛べないそうです。
タンチョウは2年に1度、羽根が抜け替わるので、
鳥インフルエンザの状況によっては、
また以前のように、羽根を切らずに自由に飛ばせるようになるかもしれないとの事でした。

餌場

タンチョウの餌場。
水の中に、ウグイやホッケがいるようです。
カラスが拝借に来ていました。

餌

スペースの中程に、小さな鳥の巣みたいなものが設置されていましたが、
その中には、ツルペレットが入った餌入れ(ペットボトル?)があるそうで、
見た目も自然な感じに、木で細工されていました。
ここでもやはり、スズメが拝借に来ていました。
限りなく、自然に近い風景の中に、タンチョウがいるという感じです。

高圧線

天井はありませんが、外から天敵の小動物が侵入しないよう、
フェンスの上部には、電気柵が設置されていました。

フェンス

フェンスの所々に見られる、この「ツルの顔」=カメラアイ。
矢印の方向に、クルンと回すと、そこだけフェンスがありません。
そこからだと、写真も撮りやすい!という寸法です。

生息

(写真はクリックで拡大します)
タンチョウは、日本の他、ロシア、中国、韓国、北朝鮮にも生息。
海外のタンチョウは、皆、渡り鳥。(夏と冬で生活場所を大きく移動)
しかし日本(=北海道)のタンチョウは渡らず、
夏は、十勝から根室の海岸沿いの湿地で繁殖し、
冬は、釧路周辺の給餌場で過ごしているそうです。
冬景色の中のタンチョウたちも美しく、
撮影に訪れる方も多いと聞きます。
また、再訪出来たらなあと、思います。
釧路市丹頂鶴自然公園HP
北海道釧路市鶴丘112
TEL 0154-56-2219
開園 
9:00~18:00 (4月10日~体育の日)
9:00~16:00 (体育の日の翌日~4月9日)
休園日
12月31日~1月3日

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