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酷暑を乗りきるサスカッチ


サスカッチ


毎年、夏の酷暑は話題になり、年々、その気温は上昇しつつあるような気がします。
本来、寒い地域に生息する動物には、さぞかし厳しい環境だろうと想像しますが、
日々暮らしている中で、それなりには、順応しているのかなと、期待をこめて思います。

東山動植物園(名古屋)のサスカッチ(オス)は、27歳(推定)。
現在オスの中では、国内最高齢になります。(全体では2番目)
メスの最高齢は、八木山動物園(仙台)のナナ、33歳。


プールイン


9時20分過ぎにホッキョクグマ舎にやってくると、
サスカッチは、朝ごはんを食べていました。
時々、お尻にカラスキックを受けるなど、どこも同じだなと思いました。
食べ終わるころには、屋内清掃が終わったようで、扉が開放。
屋内には、冷房が効いているそうです。

食べ終わったサスカッチは、屋内に戻ることなく、プールに向かい、そのまま入水。(9:37)


目鼻


夜間は屋内収容されていると思うので、朝一の入水は、気持ちいいことでしょう。
段差に顎を乗せながら、じーーっとクールダウン。


浸かる


今度は場所を変えて、じーーーーっと。
台風一過ということもあり、来園者は少なめの日曜の朝。


顔


見ている方は、長く立っていられないので、日陰に退避します。
しばらく、動く気配がなさそうなので、他の動物舎に行きました。


排泄


戻ってきても、まだ同じ場所にいましたが、そろそろ出るか?という動きを見せ始めたので、
しばらく待っていると、ゆっくりプールから上がっていきました。(11:17)
実に1時間40分、水に浸かっていたことになります。
ボランティアさんに伺うと、大体、午前中はこんな感じだと。

プールから上がると、排泄。
プール側にお尻を向けていましたが、プールには落ちませんでした。
ここが、ララたちとは、違うポイント。(笑)


擦る


壁で体をこすって、水切り。

ホッキョクグマのオスを、後ろから見ると、足の間から「ぶら下がり」を見ることが出来ます。
初めて見た時は、そのぶら下がり具合に、走る時邪魔にならないか?など、いろいろ思ったものです。
仰向けになると、ほとんど気にならない。
不思議な器官だなと、常々思っていますが、
サスカッチに関しては、特に変動が大きく、結構、見入ってしまいました。


冷気


プールからあがると、高低差の大きい段差を昇っていき、
扉の前で伏せる体勢になりました。
屋内から来る冷気を、顔で感じつつ、暑さを乗りきっているのだなと、思いました。


骨


ホッキョクグマ舎前では、ボランティアさんのガイドが行われていました。
ホッキョクグマの頭骨も。


正面


口吻部分に、よく筋が入る、あの場所まで骨があるというのが、よくわかります。


歯


奥歯も犬歯も前歯も、相当ゴツいです。



プールに入っている時、少しだけおもちゃに触れていました。
獣舎のあちこちに、いろいろなおもちゃがありましたが、
涼しい季節には、遊ぶこともあるのでしょう。
2018年の暑い夏も、なんとか乗り切れますように。

(2018年7月29日(日)訪問記)


東山動植物園HP

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