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しろくまにっき 3271


リラ


開園時の朝、ララとリラが屋外放飼場に出るタイミングで、
ララに跛行が見られ、治療と静養のために、ララだけが非展示になりました。


水曜日


前日9日(水)は、休園日。
この日は、サブ放飼場と寝室3マスで過ごしていたという親子。

屋外放飼場のメンテや清掃の際には、屋内に収容されているホッキョクグマ。
以前公開された、ホッキョクグマ館の模型に、
イメージしやすいように、少し手を加えてみました。
いつも私達が観ている、ホッキョクグマが出入りする場所は、Cの扉です。

サブ放飼場は、産後間もない母グマと赤ちゃんが、屋外練習用にも使えるように、作られています。
浅いプール(冬季は水なし)と少し傾斜になっていますね。
寝室の仕切り部分は、下側1m20~30cmくらい?は、コンクリートの壁(行き来できるよう扉有り)。
上側は檻になっていて、立ち上がればお互いの姿は見えます。(接触は出来ません)


ララとリラ離れる縮小


リラはいつもの朝のように、屋外へ登場。
続いてララも・・というところで、異変に気づかれたそうで、そのまま寝室扉を閉鎖し、
リラとは別居状態になったそうです。


マイク


私がホッキョクグマ館に到着したのは、12時過ぎでしたので、別居直後の様子はわかりませんが、
ガラス前で伏せて、鳴いていたリラの姿がありました。
風向きで、聞こえたり聞こえなかったりですが、かすかにララの声が届いてきます。
どちらも動揺していたとは思いますが、リラは鳴いてばかりではなく、遊ぶ様子も見られました。
ショックの裏返しなのか?
紛らわしてるのか?現実逃避して弾けているのか?
単純に遊びたいだけか?
本当のところはわかりませんが、遊んでいる姿に、あまり悲壮感は感じられませんでした。
むしろ、遊んでくれて良かったなあとも思えます。


白菜


リラの食欲はありそうですね。(^^)
ララが隣で、おそらくまだ興奮状態にも関わらず、隣の部屋で食べたり、
魚や白菜を屋外に出して、食べていました。


骨飛ばす


ごはんを食べたおかげか、少し行動が活発化したようで、
プールでたっぷりと遊び始めました。


気になる


屋内から観覧しているので、屋外の音は聞こえませんが、
遊んでいる最中も、時々、リラは屋内の方を気にしています。
遊びを止め、母の声に耳を澄ませているのでしょうか?
突然、屋内まで走っていったかと思うと・・・


飛ぶ


すぐに戻ってきて、ダイブ!を繰り返していました。
動画中のお客さんの影を見てもわかると思いますが、
皆、リラの動きを追うのに、あっちへこっちへと振り回されっぱなし。


閉園


閉園時間になっても、尚、テンション高く遊び続けていました。
こういう時は、(もっと観ていたくて)退園し辛いですね。



午後の様子です。
夜のリラはどうしていたのか、翌日にお聞きしたところ、屋外で寝ていたそうです。
途中、何度か、屋内に入っては、屋外に出て、寝る場所を変えながら、休んでいたそうです。

今は、ララの回復を祈るばかり。ただ、それだけです。
ララは、上の写真のAとBの寝室で、治療と静養中です。



コメント

  1. ばんこう より:

    ララ心配ですね。
    宮の森さん屋内の模型も載せてもらいありがとうございます。とてもわかりやすいです。
    リラはララの声、姿を見たくなったら屋内にいけば良いのですがララは屋内から出れない訳ですから、屋外で常にリラを見守っていたララは心配でしょうね。
    早く回復してくれるといいのですが。
    見学してる側としては泣いてしょげてるリラの姿より遊んでくれていた方が安心はしますよね。
    頑張れリラ!!
    屋外は夜でも出入り出来るようになってるんですね❓ 屋内で寝たり屋外で寝たり自由なんですね〜〜^ ^

  2. サリー より:

    いつも楽しいブログをありがとうございます!
    ララの調子はどうなのでしょうか…
    お忙しい中申し訳ありませんが、最新の状況を教えていただけるとありがたいです。
    よろしくお願いいたします。

  3. MAYU より:

    サリーさん
    今日も餌を食べて、のんびりと休んでいる時間が長かったそうです。
    安静に出来ているようで、よかったです。
    午前中のララの様子では、左前脚も普通についているようです。
    左前脚をついて、右前脚で床を掻いたりもしているようです。
    大丈夫そうだからといって、中途半端に展示を再開し、リラと同居させ、万が一悪化してもいけないので、
    複数の獣医さんたちが、注意深く、診ていただいている段階のようです。
    今は、安静にする時間が、一番のお薬ということでした。
    リラと離され、再び同居、そして別居になり、リラはいつも隣に居ることで、
    リラは居なくならないと分かってくれたのか?
    時間が解決したのか?
    ララは落ち着いてきているそう。
    育児から少し離れて、休んでもらう気持ちで、展示再開を待っています。

  4. しろくま好き秋田人 より:

    ララさん心配ですね・・・そろそろ子育て引退して、もっとのんびりしてほしい気もします。
    リラがすっかり大きく、力が強くなってきているので、
    のっかって寝られたり、かみつかれたり、ララにとっては負担ですもんね・・・ずっと一緒にいられたらいい、ってわけでもないんですね。
    たま~に同居くらいが、そろそろ適当かもしれないですね・・・

  5. サリー より:

    MAYUさま、お返事をありがとうございます!
    少しずつでも症状が良くなっているなら何よりです。
    リラは無邪気に飛びついたりしますが、もはや同じくらいの体格…きちんと完治できてからの同居が安心ですよね。
    子育て疲れの休養にもなっていると良いなぁと思います。
    でも!早くララ&リラが元気に一緒に過ごせるように、心から願います。
    先ほど円山動物園前の温度計は、ー13.5度でした。
    MAYUさま、お身体ご自愛くださいね!
    毎日、MAYUさまのブログから、元気をいただいております😊

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