半世紀に一度だけの花

おはようございます！
今朝も涼しく、25℃未満の朝です。
上空は雲ひとつない、真っ青な空。
カラッとして、爽快な気分の始まりです。
気持ち良さげに、トンボが飛んでいるのを見ると、
ちょっと飛行機を見たい気分になり、
昨日は、丘珠空港まで・・・(新千歳はちと遠い(笑))
円山動物園から、自転車で約1時間。
空港の周囲をぐるりと、さとらんど～百合が原公園を走っていましたが、
そうだ！・・今ちょうど50年に一度だけ咲いている珍しい花があったことを思い出し、
立ち寄って観てきました。

ここは、百合が原公園内の、百合が原緑のセンター。



温室の中は、有料です。(大人130円)
入って、左手奥へ進んでいくと・・・・



多肉植物が、鉢のまま埋めてある状態。
2つとも同じ種類の「アガヴェ」という多肉植物です。
写真左の、アガヴェ　ヴィクトリアエ　レギナエ(園芸名 笹の雪)が今咲いています。



花茎を、高く長く伸ばし、先端にたくさんの花をつけています。
右側の、アガヴェ パラサナ(園芸名　頼晃・雷光)も伸びている最中。



一番高いところで、2m50cmを超えています。
下から順番に咲き、順番に終わっています。
9月1日に開花が始まり、約10日～2週間くらいで、上まで咲き進んでいくそうです。



花が密集していて、目立つのはおしべの方かな。



奥の方の緑の部分が、花にあたるのかな？
ガクのような感じでもあります。
50年にたった一度だけ、花を咲かせ、そのあと、この株は枯れてしまうそうです。
50年のうちの10日間だけ！それが今なのです。



北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカなどの熱帯熱帯域に分布しているそうですが、
花を咲かせるまでに、何かでポキンと折れそうな高さですね。
とても貴重な花を撮らせていただきました。
思い出さずに、素通りしていたら、後悔してました・・・
見頃は、今週末の日曜日くらいまでと予想されているそうです。
百合が原公園
札幌市北区百合が原公園210番地
温室の開館時間 8:45~17:15
温室の休館　月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)　年末年始（12月29日～1月3日）
入園料　公園は無料ですが、温室は高校生以上130円
駐車料　無料