叶 匠寿庵(かのう しょうじゅあん)のあも歌留多です。これもまたインパクトのある最中(もなか)です。百人一首、歌留多(かるた)、季節のデザインなど、各種ある最中種で、「あも」と呼ばれる餅入りの餡こを挟む手作り最中です。
羽田空港内にある金の翼店で購入。
まずは間に挟む餡を用意します。丹波の大納言小豆と餅で作られた「あも」です。
「あも」とは?
添付されている説明書きによれば、昔の、宮仕えの上級女官たちが使っていた言葉のひとつで、
寿司=おすもじ
香物=おくうのもの
豆腐=おかべ
饅頭=おまん
餅=あも
餅のことを指すようです。あんも=餡餅の略でもあるとか。
カットする前に冷蔵庫で1時間くらい冷やすと切りやすくなるとのことで、少しひやしました。
紙製の箱にそのまま流し込まれて固められていますので、箱のまま計測してみると、重さは358g。
あも1本を10等分すると食べやすいとのことで、冷やした後にカットしてみました。羊羹にも見えますが、それよりも少し柔らかめです。大納言小豆の粒食感が柔らかすぎずに程よく感じられるように炊かれています。どこをカットしても、餅と栗が入っている贅沢なあも栗です。
最中をもう1枚のせて出来上がり。
柔らかい餅栗入り餡が美味しいのはもちろんのこと、開封したばかりの最中種のサックリ、パリッとした食感がとてもいいです。本来、最中種はこんな食感なのかと、再認識させられました。
あも栗の方は、最中種がなくても、和菓子としてそのままいただけます。冷やしすぎると餅が固くなることがあるそうですが、2~3日冷蔵庫に入れておいても、我が家では特に問題なく美味しくいただけました。
あも歌留多1個分のカロリーは、最中種8kcal+あも栗(1/10)92kcal=100kcal
以下は、これまで出会ったもなかのライブラリーです。
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