旭山動物園で昨年(2021年)12月10日に生まれたホッキョクグマの「ゆめ」が1歳の誕生日を迎えました。喜びの知らせに湧いたあの日から1年、旭山の地で暮らす母子の姿に会うため、毎月訪問させていただきましたが、楽しいエピソードの連続であっという間に過ぎていきました。ゆめの生涯は始まったばかりです、これから先にどんな未来が続いていくのか、見届けていけたらいいなあと思っています。
今年の冬期開園(2022年11月11日~)から、不定期ですがホッキョクグマのもぐもぐタイムが再開しています。今までにも、魚の投げ入れは時々行われていましたが、もぐもぐタイムは事前(当日朝)に開始時間が発表され、同時にガイドも行われるというものです。コロナ禍前は、午前と午後の2回行われていましたが、現在のところは13時30分から1回だけのようです。
時間が近づくと、館内に聞こえる音やニオイで気づくようで、2頭ともそわそわとスタンバイを始めます。
ピリカは主に水中に滞在したまま、泳いで魚をゲットします。屋上から飼育員さんが2頭の位置を確認しながら魚を投げ入れていますので、それぞれにあたるように、あちこちに投入されます。
ゆめロケットが何度も見られる時間です。ガイドのお話の中で、ゆめの体重は80kgくらいはありそうということでした。
こちらは円山動物園に居た頃の1歳のピリカです。(2006年12月3日)
雪が積もっていても、プールの縁をスイスイ歩いていた1歳のピリカ。(2006年12月3日)
ピリカ1歳の誕生日イベントでは、大きな鮭を1匹ずつもらっていました。(2006年12月16日)
好きな方(大きい方)を選んで急いで持ち去り、美味しそうに食べていた1歳のピリカ。慌てて食べたせいで、途中で鮭の骨がひっかかり、ゲホゲホさせていました。(2006年12月16日)
ピリカが食いしん坊のせいなのか?ララが遠慮していたのか?この頃のララは、私が知る限りのララ生涯の中で一番痩せていた時期です。(2006年12月16日)
現在、この背景の場所にはホッキョクグマ館が建てられ、ゆめのお父さん「ホクト」も暮らしています。誰も想像できない未来が、この先も待っていることでしょう。
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