(ホッキョクグマ ピリカ(母)とゆめ(娘) 旭山動物園 2023年8月21日(月))
月日が流れるのは早いもので、ゆめも1歳8ヶ月になりました。最近は暑さのせいなのか、お姉さんになってきたせいなのか、おもちゃで遊ぶというより、水の中を漂うように水浴していたり、ガラス越しの人やモノにアタックして楽しんでいるのをよく見ます。男鹿水族館のフブキも同様の行動をしていたので、幼獣時代あるあるの行動かもしれません。好奇心に満ちているのでしょう。
ひとしきり遊ぶと定位置で休み始めるゆめ。もっと幼い頃は、少し上の窪みで休んでいましたが、最近は下の方のプールサイドですね。そう、ホクトがよく休んでいた場所です。
カプセル側の屋内扉は朝から開放されており、ルルは出たり入ったりしていました。
サツキは屋外に出ていることがほとんどです。午前・午後共にプールに入って涼んでいました。サツキの左目横のポッチが、少しずつ盛り上がってきたように見えます。黒だけでなくピンク色の部分もあります。人間でいうところのホクロみたいな感じなのでしょうか。
ルルは午後に水浴しているのを見ました。その時のルルはこぐまのような可愛らしい顔でした。
今年の夏期開園では、毎日11時15分にもぐもぐタイムが行われています。もぐもぐタイムで一番活躍しているのは、やはり若手のゆめ。わざわざ高いところから飛び込んでいったり、あっちへこっちへと反応良く泳ぎ回っています。頭の中は魚を食べることでいっぱいです。無駄な動きが多いともいえますが、とてもいい運動になっています。
ピリカクラスになると、もっと楽してゲットしようと考えます。ゆめと競わず陸に投げてほしいと訴えかけるように、飼育員さんを見上げます。優しい前担当さんは、ピリカ分を滝壺に投げてくれましたよ。
飼育員さんがバケツを持って立ち去ると『終わり』だと理解するピリカとゆめ。ゆめもピリカのように壁前で立って背中を擦りつけていました。
魚を食べ終わると、授乳の催促を始めるゆめ。食べた後は飲みたくなるのでしょうか、リラも食後によく催促していたものです。今回はすんなりともらえていました。今回は見ませんでしたが、今でも歩き授乳はしているでしょうか・・
お盆を過ぎたら、少し秋めいてくるものですが、まだまだ真夏を感じる一日でした。暑いだけでも体力を消耗するものですが、皆元気そうで安心しました。
ただゆめの右目尻の一部がピンク色になっており、現在治療中とのこと。大事にならず、早く良くなりますように。
野生のホッキョクグマたちは、今この夏をどう過ごしているのでしょう。
2023年8月21日(月)のホッキョクグマたちの映像です。
↓関連記事はこちら↓
コメント