モズの求愛とヤマブドウの芽吹き

図鑑で見たりすることはあっても、実際に撮ったのは初めてのモズ。くちばしの曲がり具合など、まさに小さな猛禽。「はやにえ」も、いつか見てみたい。目がくるりと大きくて、想像していたよりも愛らしい感じがします。

写真の個体はメス。目の上の羽がちょっと長め。じっとしているので、撮りやすいなあと思っていたら・・・

突然、くるりと向きを変え、翼を小さく震わせながら、かわいい声で鳴き始めました。他の鳥でも見るような、おねだりな感じです。

オスが現れました。近づくにつれ、メスは更に激しく翼を震わせ、鳴いています。

口移しで何かプレゼント。

よく見えませんが、嘴に何か挟んでいるメス。春に見られるという、オスからメスへの求愛の行動だそうです。受け取ったということは、OKということでしょうか？ オスは次のプレゼント探しなのか、また飛んでいきました。

モテるメスは余裕ね？　おねだりポーズは、どの動物も「基本かわいく」は共通かなと思いました。

モズが留まっていた枝はヤマブドウ。

今まで、そんなに注意深くは見てませんでしたが、新芽の葉の縁が赤っぽく、ふわふわしていて、小さな花が咲いたようになることに気づけました。
昨日降り続いた雨もようやく止み、少しずつ晴れ間が広がってきました。寒かった昨日に比べると、今日は暖かいです。