食用ほおずきを食べてみた

観賞用のほおずきを見ることはあっても、食用ほおずきは食べたことがありませんでした。実を包んでいるガクの部分を、上手く内側に折りたたみ、実の部分が見えるようになっています。この一粒だけでも、部屋に置いておくと、部屋中がほおずきの甘酸っぱい香りになるくらい、芳醇な香りです。

畳まれた部分を戻すと、こんな感じ。乾燥した部分を触れば破れてしまいそうですが、紙のようになかなか丈夫です。

ほおずきの実とガクの部分はくっついたままです。

実だけを見たらプチトマトみたいです。カットすると柔らかい果肉と細かい種があります。水分が多くとてもみずみずしいです。甘さと柑橘系の酸味を感じ、他では味わったことのない風味ですね。種はイチゴの種のようで、ほとんど口に残りませんが、わずかに残ることもあります。香り、見た目の可愛らしさ、他にはない甘酸っぱさが魅力の食用ほおずきでした。