柵越しにいつも比較的近くまで寄ってきてくれているエランド。大きな瞳が魅力的ですが、頭には長い角が2本あり、豹変したら(突然頭を動かしたら)怖いなと思います。優しそうにも見えるけど、緊張感も感じる動物です。円山動物園のエランドは現在1頭のみ。2020年1月23日にオスのプッチョが亡くなって以降は、オペル(メス/9歳)が一頭で暮らしています。円山動物園では、エランドは後に飼育を断念する動物種になっているため、円山動物園での最後のエランドになるのかもしれません。
先日、背中の上に乗る大胆なカラス2羽を見ましたが、オペルの無抵抗な様子がどうも気になり、再び見ていると・・
カラスに顔を近づけたり、ペロペロさせながら、どうも背中に乗ることを要求しているようにも見えるのです。まあ、あくまでそう感じただけなのですが、嫌ならもっと角を振り回したりするだろうと。
結局、2羽はオペルの背中の上に乗って、毛をむしり始めるのでした。
こちらは同じウシ科の動物「バンテン」と、その頭に乗る「ニシコクマルガラス」です。日本では珍しい鳥ですが、ここエディンバラ動物園(スコットランド)ではお馴染みの野鳥です。
このバンテンは、乗られて不愉快のようで、最終的には「降りろ」と頭を下げていました。このカラスは一体何をしていたのかは謎です。
タンチョウが自分のエサをケージの外に出してカラスに与えるなど、動物園内でも不思議な行動を見る機会は、ままあります。
エランドとカラスのやりとりを映像でどうぞ。ニシコクマルガラスは、日本でよく聞くカラスのような鳴き声とは違います。
↓関連記事はこちら↓
コメント