2023年10月12日(木)、今日から展示エリアが増え、屋外放飼場(動物園の森側)で過ごす様子も観られるようになりました。8月19日生まれの赤ちゃんは、もうすぐ生後2ヶ月になろうとするところ。北海道の冬の寒さは厳しすぎるため、アジアゾウたちは完全屋内飼育になりますが、その前にたくさん日光浴が出来るといいですね。
アジアゾウの仔の観覧についての新バージョン。屋外展示場は、細かく仕切ると3ヶ所あり、(名称がいろいろありましたが最新情報では)サル山側、動物園の森側、一番広いメイン。今回はサブ放飼場と言われていた屋外(動物園の森側)での展示が始まりました。
サブ放飼場にもゾウたちが水浴出来るプールが設置されているのですが、幼い赤ちゃんにはまだ危ないため、①おとなには乗り越えられて ②赤ちゃんには乗り越えられない 柵が必要と考えられました。
今年春に作られた、伐採されたアカマツで作られた柵です。重機を駆使して業者さんに作ってもらったものですが、人間にとっては頑丈と思われた柵は、あっさり象たちに破壊されてしまいました。
乗り越えて欲しかったのが、おもちゃになってしまったということですね・・・
そして今回、改めて作り直してもらった柵がこちら。消防ホースで補強するという技が加わっています。まずは8日にオスのシーシュを登場させて、様子を見てからの判断となりました。少なくとも赤ちゃんが成長するまでのしばらくの間は、もってほしいですね。
ポール下のチェーンにもホースで細かく補強され、外に出てしまわないようにバージョンアップ。
観覧エリアは狭いため、前列と後列に分けられ、前列は観覧だけで撮影不可、後列は撮影可能という観覧方法にされました。(今はとても混雑しているため、観られない状況が多発)
まだ慣れない場所だからか、屋内にいる時以上に、お母さんにぴったりと寄り添っているように見える赤ちゃん。すぐにお腹の下に入り込んでいました。
屋内清掃をしている時間帯は扉が閉鎖されていましたが、清掃が終わると扉が開放され、屋内外を出入り自由になっていました。親子が屋内に入ってしまうと観覧不可となります。
パール自身もプールはまだ危険という認識があるのか、あまり近づいて来ませんが、この壁には水飲み場があるので、水を飲みにやってきました。
赤ちゃんが顔を出してこれくらいの高さです。お母さんの傍を離れない時期は大丈夫そうですが、ひとり行動を取り始める時は要注意ですね。プール前は観覧制限なしだったので、この時は大混雑していました。
赤ちゃんの体重は・・
10月6日 211kg→10月11日217kg。5日で6kg増えました。
10月15日まで愛称の投票が実施中ですが、発表は10月21日(土)になるそうです。
もうすぐ発表です。投票所でよく聞こえてくる名前がアレとアレだけど、蓋を開けたらどうなるか?楽しみです。
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