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【円山エレファント】メス4頭同居訓練中

(Asian Elephant , Sapporo Maruyama Zoo ,2024.03.16)
2024年1月4日から、メスの4頭同居訓練が段階を経て進められている、円山動物園のアジアゾウたち。2月下旬ごろから、タオ(メス/生後6ヶ月)の足の調子が良くなかったため、しばらく訓練はお休みされていましたが、最近は調子も戻りつつあるようで、状態を見ながら訓練が再開されています。
一時は、シュティン・ニャイン・パールの3頭同居訓練でさえ緊張して見ていた頃もありましたが、4頭が並ぶ姿が見られる日が、こんなにも早く訪れるとは感無量です。

円山動物園のアジアゾウのメスは現在4頭。野生のゾウたちは、血縁関係のあるメス中心で群れを作って暮らしています。オスの子象は成長すると群れから離れて独立していくそうです。
円山動物園の場合は血縁のない2組の母子が共に暮らせたら、群れを作れたら・・という試みです。

シュティンとニャインは、タオが誕生する瞬間を間近で見ていたり、パールは母親になったりと、タオが生まれたことで、それぞれの関係性にも変化が生まれてきたということでしょうか。タオを守ることでひとつに結束する3頭の姿に感動します。

タオの両サイドはパールとニャイン、後ろはシュティンがガードします。人間が両手を広げて囲うように、ゾウは尻尾・鼻・足を使ってサークルを作るようにタオの周りを囲います。

4頭同居訓練が行われていた3月16日は天気が良かったので、一時的に屋外扉が開放され、全頭が外気浴をしていました。久しぶりにオスのシーシュの姿も見えました。

タオの頭を触っているニャイン。

お母さん以外の、シュティン、ニャインにも育ててもらえるタオは幸せものです。

子どもを託せる時間があることも、パールには幸せでしょう。
この幸せの輪がもっと広がるといいですね。

2024年3月16日(土)に行われた4頭同居訓練を中心に、アジアゾウガイドなどの映像です。

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