アジアゾウの屋外メイン放飼場の中心にあるシンボルツリーは銀葉楓(ギンヨウカエデ)。間もなく全ての葉が落ちてしまうだろうという時期に、今季初めての積雪となった11月7日~8日。雪と紅葉と屋外に出ているゾウが揃うという、ちょっと貴重な瞬間に出会えました。
写真のゾウは、ニャイン(左/メス/11歳)とシュティン(右/メス/33歳)です。
湿った雪が強く降る肌寒い朝、放飼場が一面白くなっているところに、初めて一歩を踏み出したのはシュティンでした。これくらいの積雪量だと、足跡がくっきりとわかりやすく、歩き方の確認もしやすくなります。
続いて屋外に出たのは、ニャイン。屋外に吊るされている乾草を食べていました。
気温が下がり積雪量が増える真冬は、基本的に屋内飼育となるゾウたちなので、この景色を見られる時期は、意外に短いと思います。
オスのシーシュ(16歳)もサブ放飼場で、元気に過ごしていました。
冬期はサブ放飼場への園路が閉鎖されるため、シーシュに会える回数が少なくなるかもしれません。
昨年のタオはまだ幼く、この時期は屋内展示のみでしたが、今年はちょっと成長し、雪を踏んだり、掘ったり食べたりして、楽しむようになっていました。
1歳のタオが迎える冬は、どんな楽しいことが待っているのでしょう。
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