最近は市街地への出没などで、話題になることが多くなってきたように感じるエゾヒグマ。北海道での生息数は推定で1万頭を超えるのではと言われています。ガラス越し体感するヒグマの大きさなどには、一瞬怯んでしまう感覚があります。
写真は円山動物園のオスのエゾヒグマ「ダイ」12歳。メスのとわとは半日交替で屋外に登場しています。
5月10日(水)(休園日)には、毎年春の恒例行事で、新しいウッドチップが敷き詰められました。翌日のダイは、新しいウッドチップに鼻を突っ込んでは、しきりにニオイを嗅いでいました。
春はしきりに背こすりをしているのですが、頭を鉄板のところで擦ることもあるようで、気づけば頭の毛がかなりハゲていました。ヒグマの地肌も黒く、被毛と同じ色なのでハゲても分かりづらいですね。擦りすぎる背中のポイントは皮膚が擦れて赤くなっていました。今年の行動はちょっと激しめのようです。
一方メスのとわの頭はきれいですね。2頭とも岩場の影で心地よさそうに昼寝しているところをみると、ヒグマにとってこの場所は快適空間のようです。
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