先月は三角山にエゾヒグマの巣穴があったというニュースに驚かされました。写真は円山動物園内からみた三角山と大倉山。札幌市ヒグマ出没情報の位置情報によれば、矢印のあたりにヒグマ親子の巣穴があったそうです。母グマの姿はそれ以降は確認されていないようで?子熊たちはまだ残されたままなのだろうか?葉が茂っていない今なら動物園からでも黒い影が見えるかも?と山を見ながら思ったりします。三角山の登山口は現在閉鎖されています。
さてこちらは円山動物園内に暮らすエゾヒグマ、写真の個体はオスのダイ(11歳)。放飼場内にはまだ雪が溶け残っており、溶けた場所からフキノトウが次々と顔を出している時期です。野生の環境と近い風景ですが、エサを定期的にもらえるので冬眠はせず冬を越してきました。冬眠はせずとも、日々の睡眠はするわけで、最近はガラス面前にある丸太を枕のように使って寝ている姿を見かけます。人間っぽいその姿には、ほのぼのするものです。
珍しく後ろ足をガラスにくっつけて寝ていました。前足も添えるというレアなタイミング。
足裏のサイズを計れるチャンスです。しかしこういう時は、たくさんの人が集まっているもので、なかなか撮ったり、計測は難しい。
ようやくチャンスが!と思ったら体勢を変えてしまい、足裏の横幅の計測は難しい状態になってしまいました。足のパッド(肉球)つま先(爪含まない)からかかとまで、約23cmでした。
23cmといえば、人間の女性の足のサイズと同じくらいなので意外でした。毛が生えている分大きく見えますが、縦サイズは人間と同じくらい。
横幅の大きさは斜めになっていたのでよく見えず計測不可。以前に参加したレクチャーでは、足幅が14cm以上は成獣のオス、それ未満はメスとみるそう。1歳未満は9cm以下・・
横幅の計測が重要になってきますね。
とわ(メス)の足跡か、ダイ(オス)の足跡か、計測すれば解るということでしょう。
ホッキョクグマのリラの足裏サイズも計ってみたいですが、かかとの位置が毛で隠れて見えない点でハードルは上がります。
ホッキョクグマ館内のサインの中に、実物大のホッキョクグマの写真があるので、その後ろ足を計測してみると40cmでした。ホントですか?というデカさです。リラはさすがに40cmはないような気がしますが、いつか計測チャンスが訪れることを祈っています。
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