ドイツの南部のバイエルン州にあるニュルンベルクにやって来たら、やっぱり行っておきたいニュルンベルク動物園。ドイツで2番目に大きい動物園だそうです。この場所に開園されたのは1939年。一旦は第二次世界大戦で破壊されたそうですが、1950年代に再建されたそうです。今はクリスマスシーズンなので、正門前には大きなモミの木が立てられ、電飾が飾られていました。
開園は9時。日の出時間は8時09分なので、日の出からまだ1時間経っておらず、少しひんやりしますね。
私にとってニュルンベルク動物園といえば、ホッキョクグマのクッキー(メス/31歳)が生まれた動物園、ユキヒョウのリーベ(メス/21歳)が幼い頃一時暮らしていた動物園。どんな空気の下で生まれ、育ったのかを想像し体感するという幸せな機会です。
ニュルンベルク動物園には、血縁のないホッキョクグマのメス3頭が暮らしています。
Elva エルファ 6歳 2018年11月26日生まれ (左)
Nana ナナ 5歳 2019年11月20日生まれ (右)
Finja フィンヤ 5歳 2019年11月9日生まれ (中央)
フィンヤは朝から長時間プールで遊んでいました。まるでホウちゃんを見るかのように(笑)
ナナ(右)を追いかけて遊ぶフィンヤ(左)
ホッキョクグマが広範囲をあちこち走り回るなど、なかなか見られない光景です。それくらい広い敷地です。
12月後半のニュルンベルクは積雪もなく、緑の草地も見えます。広葉樹は落葉し地面は赤茶色っぽくみえるところも多いです。ニュルンベルク動物園は広大で丘陵地の森の中にあり、とても自然豊かです。
ホッキョクグマの放飼場もとても広く、ガラスで2つに区切られています。午前中エルファ(右)だけが別に離れていましたが、お昼の給餌が終わったあとは3頭で同じエリアで過ごしていました。
5~6歳の若いメス3頭が社会性を築きながら暮らす姿は、とても興味深く観察させてもらいました。
アムールトラのマヌ(オス/13歳)。
朝は骨付き肉を食べていました。肉が置いてあってもすぐには食べず、しばらく歩いた後に食べ始めていました。数時間後に再び覗いたら、骨だけ残していました。
インドライオンの家族。右から父、息子、娘、少し離れたところにお母さんがいました。息子はタテガミが伸びている最中の1歳3ヶ月。
ユーラシアオオヤマネコたち。おそらく親子?
オオヤマネコのエリアがとてつもなく広くて驚くほど。もはや野生動物を探すレベル。
水の生き物たちもたくさんいて、アシカとアザラシは一緒に暮らしていました。餌の時間のトレーニングはどこの園館もお見事です。
こちらはユキヒョウ舎。横に広い獣舎なので全景は撮れません、残念ながら今年8月13日に最後?のユキヒョウ「インドラ」が19歳で亡くなったため、空きマスになっています。まだユキヒョウのお知らせは掲示されていましたが、今後どのように利用されるのかは決まっていないそうです。
インドラに会いたかったですが、残念でした。
簡単にニュルンベルク動物園訪問記を残しました。
出来たら続きも残せるようにしたいです。
旅はまだ途中、ミュンヘンの動物園にも出かけてきます。
※日本語(カタカナ)表記では、ドイツ語の発音とは微妙に違う可能性がありますので、あしからず。
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コメント
クッキーの生まれた動物園なのですね(^^
広い飼育環境にみえますが、やはり日本よりは広いんでしょうかね?
昔ながらの一般的な日本の飼育施設よりは断然広いと思います。
上野、男鹿、円山など、最近に作られたホッキョクグマ施設は広めですね。
財力のある都市では、少しずつ世界レベルに向かっているのではないでしょうか。