(Haku the Spotted Seal ,male 11 months old , Sapporo Maruyama zoo ,2024.03.16)
円山動物園のゴマフアザラシ「ハク」(オス/11ヶ月)が、2024年3月17日(日)の閉園後に円山動物園を出発、陸路中心で移動(本州ヘは船)、翌3月18日(月)には無事東京動物専門学校富里キャンパスへ到着したとのことです。短い期間でしたが、ハクには愛らしい姿と、立派な成長を見せてもらい、たくさん学ばせてもらいました。これからも新たな場所で、元気に暮らしていけますように。
移動直前までは、サブプールで母のマシロ(奥)と暮らしていたハク(手前)。
ハクは2023年4月13日(木)、このサブプールで生まれました。父ギン、母マシロの初めての子です。
トレーニングもしっかり出来るようになっていたハク。
ハクがいなくなり、現在はサブプールで独りで暮らしているマシロ(メス/8歳)。誕生日は2016年3月20日(おびひろ動物園生まれ)。この時期はゴマフアザラシの繁殖期であり、今期のマシロの繁殖を制限するために、オスのギンとは分けられています。
オスのギン(左/推定8歳)とメスのアズキ(右/6歳)はメインプールで同居中。今期の繁殖はどうなるでしょうか？現在は2頭とも目が白っぽくなっていて、あまり見えていないように思えます。
トレーニング中のアズキ。
3月22日は国際アザラシの日ということで、ホッキョクグマ館1階では、先週から特別展示が始まっています。近年の動物園では毎年1回、〇〇の日の特別展示が開かれるようになってきました。
日本で見られるアザラシの紹介。
世界のアザラシの紹介。
生後3週間未満のゴマフアザラシの剥製展示。
アザラシの毛皮展示。
今月〜来月にかけては、あちらこちらで、アザラシたちが誕生しているのでしょう。生命の営みが続く快適な世界であり続けますように。
コメント