鹿児島市の平川動物公園にて、先日会ってきたばかりのマレーグマ「ハニイ」が、2022年9月18日(日)に亡くなったことが9月20日に発表されました。11歳と若く、とても元気そうに見えたので驚きました。ハニイはハッピイの妹。ハッピイの兄妹全頭に会うことが出来て、喜んでいたところでした。
平川動物公園HP マレーグマの死亡について
ちょうど餌をもらえる時間だったようで、小窓を覗いていたハニイ。
小窓から投げられたリンゴやペレットを食べていました。平川ではたっぷりめの水場がありました。暑い時には浸かったりしていたのでしょうか。
マレーグマらしい、快活な女の子に見えました。死因は腫瘍性疾患を疑い現在調査中とのことです。
平川動物公園の世界のクマゾーンです。ホッキョクグマ、エゾヒグマ、ニホンツキノワグマ、マレーグマの4種類が展示されていましたが、2020年10月13日にホッキョクグマの「カナ」(メス)が死亡、2022年6月に国内最高齢のマレーグマ「ウラン」(メス)が死亡、2022年9月18日にマレーグマ「ハニイ」(メス)が死亡したことで、ホッキョクグマとマレーグマが不在となってしまいました。とても寂しいことです。
ハニイは高知県立のいち動物公園で、2011年8月21日に生まれた、11歳1ヶ月でした。8月21日に生まれたから「ハニイ」という名前になったそうです。お父さんはワンピイ。お母さんはタオチイ(2021年10月16日死亡)
ワンピイとタオチイの間には6頭の子どもが誕生しました。
第1子 サンディ(オス/2001年8月12日生まれ) 甲府市遊亀公園付属動物園
第2子 マーズ(オス/2003年4月29日生まれ) 沖縄こどもの国
第3子 サニー(オス/2005年3月22日生まれ) 福岡市動植物園
第4子 ハッピイ(メス/2006年10月3日生まれ) 豊橋総合動植物公園
第5子 シャイン(オス/2009年9月25日生まれ) とべ動物園
第6子 サニイ(メス/2011年8月21日生まれ) 平川動物公園
甲府市遊亀公園付属動物園のサンディ(オス)です。サクラ(ウメキチの姉)と同居していました。
写真は天王寺動物園時代のものですが、今は沖縄こどもの国で暮らすマーズ(オス)。
福岡市動植物園のサニー(オス)。メスのマチと隣同士(別居)で暮らしていました。
豊橋総合動植物公園のハッピイ(メス)。現在おひとりさま生活。
末っ子であるハニイが旅立ってしまいました。
ハニイが亡くなってしまい、国内で暮らすマレーグマは16頭となりました。マレーグマに会えること自体が貴重になってきましたね。
2022年9月2日(金)訪問時のハニイの様子です。
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