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家族の声を離れた場所で聞いたシロテテナガザルの反応


2020年8月5日(水)に、家族と別れ、類人猿館から熱帯雨林館に移動したコタロー(オス/15歳)。屋内→屋外の馴致も進み、現在は通常展示になっています。熱帯雨林館と類人猿館との距離は比較的近く、シロテテナガザルの声はもちろん届く距離です。お互いの声が聞こえたら、どんな反応を示すのか、とても興味がありました。



移動後は、観覧制限がある中、しばらく屋内展示のみだったコタロー。


あれから制限も解除され、コツメカワウソ側も観覧可能になっています。コタローのオシッコが飛んできそうな場所には、三角コーンが置かれています。


屋内で、独りで鳴いているコタロー。館内は反響するので、とても大音量になり、外まで聞こえてきます。この声は類人猿館へも、小さく聞こえていると思いますが、この時はアイもそらも鳴いていませんでした。


8月26日(水)の休園日に屋外展示場の練習をした後、27日(木)からは屋外での展示も始まりました。


屋外に出たら、お互いの声もよく聞こえる環境ですが、鳴き合いはしませんでした。離れて違う環境下になると、気持ちも切り替わり、適応能力も高いということでしょうか。


モンキーハウスや類人猿館では体験出来なかった地面を、ここでは体験できます。


樹皮をめくって何かを探したり、虫を追いかけたり、生えている葉っぱを探索したりと、ここでは刺激がいっぱいです。アイとそらの転出予定は9月中旬とありましたが、まだ発表はなく、近々でしょうか。アイとそらもそれぞれの場所に適応していくのだろうなあと、今回のコタローの行動を観て、期待へと変わっていきました。

屋内でのコタローの鳴き声と、屋外での様子です。高いところでオシッコをするので、ぼんやりしていると危険かもしれません。

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