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シロテテナガザル親子の展示再開 オスの赤ちゃん活発に動き回る

(Lar Gibbon Baby, male 4 months old,Sapporo Maruyama Zoo, 2024.06.11)
2024年1月27日に誕生したシロテテナガザルのオスの赤ちゃん(生後4ヶ月)が、偶然にも可愛らしい仕草でこちらを見てくれました。小指と親指を立てたハワイのハンドサインみたいです。
円山動物園では、赤ちゃんの誕生から静かな環境を保つため、獣舎のある熱帯雨林館が長く閉鎖されていましたが、仔が順調に生育していることから、2024年6月10日(月)より展示が再開されました。
シロテテナガザルの仔の誕生について(熱帯雨林館を開館します)


すでに屋外デビューは果たしている赤ちゃんですが、6月9日(日)までは少し離れたところからしか観覧できませんでした。今は檻の傍から通常観覧出来るので、赤ちゃんの表情もよく見えるようになりました。生後3ヶ月時から比べても顔が黒くなりましたね。

小さな手でロープをつたっていったり、檻を登ったりと、とても活発です。

幼い時は特に白目がよく見えます。

左はお姉ちゃんのローラ(2歳)。姉と弟で遊ぶシーンもありました。

ローラの時は一時的に人工保育となりましたが、今回の赤ちゃんはラーチャが誕生からずっと育児し、無事成長出来た初めての仔となります。(飼育員さんによる介添え哺育という補助あり)
本当によかったですね。

赤ちゃんは寝ている時もずっとラーチャのお腹にしがみついています。

もう大丈夫という判断で開館されたので、心配はしていませんが、これからもどうか無事にすくすくと成長していきますように。

次は愛称かな?

【コタロー】 オス
2004年10月26日 旭川市旭山動物園生まれ
2012年6月6日 円山動物園に来園(借受)

【ラーチャ】 メス
2003年10月  市川市動植物園が警察より保護受け
2020年10月14日 円山動物園に来園(借受)

【ローラ】 メス
2021年7月4日 円山動物園生まれ (父コタロー、母ラーチャ)
全長(頭からお尻まで)20cm程度、体重500gぐらい(推定)
2021年7月15日 人工保育に切り替え
2021年12月8日 同居成功

2024年6月11日(火)の様子です。

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