11月6日から、円山動物園の熱帯鳥類館2階で展示が始まったオオジシギです。姿が見えなかったり、休んでいる姿ばかりでしたが、ようやく動く全身を見ることが出来ました。
今年7月19日に阿寒町で雛の状態で保護された個体です。人の手で育てられ、野生に返すのは難しいと判断されたため、円山動物園で終生飼育されることになったそうです。初めて見る私には、興味深く嬉しい出会いですが、この子にとっては少し不運だったのかも。オオジシギ広報代表として、長生きして下さい。この個体の他にもう1羽8月23日に保護された個体も来園しているそうです。翼を骨折した状態で保護されたそうで、保護後の処置で骨は癒合したそうですが、飛べないために同じく終生飼育されるそうです。(現在別なところにいます)
野生のオオジシギは、夏は日本の山地や草地などで繁殖し過ごしたあと、冬はオーストラリア周辺に南下するそうです。見た目はウズラみたいな羽色で、くちばしが長く、足も少し長めです。どうやって遠いオーストラリアまで飛んでいくのか不思議です。札幌にもいるそうですが、見たことはありません。
7月19日の時点でヒナだったので、孵化後5ヶ月くらいというところでしょうか。来年にはどんな羽色になっているかなど、成長も楽しみです。いつか鳴き声を聞けたらいいのですが・・
コメント