(Clay The Lioness , 1 year old ,Sapporo Maruyama Zoo , 2024.03.10)
2023年10月11日に、とべ動物園(愛媛県)から札幌市円山動物園に来園した、ライオンのクレイの性別判定を間違えていたことが判明(2024年1月18日 DNA検査によりメスと判定)。元々、繁殖はせず、教育的観点でオス・メスの飼育を考えていた円山動物園は、とべ動物園からの提案を受け、クレイには再びとべ動物園に戻ってもらうことになったそうです。クレイの移動は暖かくなった春以降を予定されており、円山動物園では新たなオスの導入に向け調整が進められるとのこと。
2023年10月9日(月)早朝に出発し10月11日(水)到着という、まるまる2日間かけて、愛媛県から札幌市円山動物園に来てくれたクレイに、再び長距離移動をしてもらうことには、いささか気の毒な気もしますが、若い時期だからこそ出来た、短期間北海道ホームステイな感じで、同世代ライオン「イト」と檻越しに仲良く遊んだり、挨拶する習慣が出来たり、とべでは出来ない雪遊びを体験できたのだと思いたいものです。
必然的に、イト(メス/1歳5ヶ月)にはしばらく1頭だけの時期がやってくるのですが、その期間はなるべく短めになることを祈りたいですね。オスが来園しても同居出来ない可能性があることには変わりないですが・・
頑張れ、イトちゃん。楽しむのよ!周囲の動物と交信したり、お気に入りおもちゃで遊んだり、砂だっていっぱい掘っちゃえ〜
最近は広い方の屋内展示場では、天井からいろいろなおもちゃが日替わりで吊るされているのですが・・
クレイが遊んでいるのをよく見ます。
今日(3月10日)は、ボールが3連になっていて、かなり長時間遊んでおり、最近の中では大ヒットおもちゃでしょうか。
まだしばらく円山生活が続くクレイには、存分に楽しんでいってほしいと思います。
(クレイとイトの関連家系図 改訂版)
クレイの父であるネオと、おばさんリリ花は、昨年11月下旬から同居が再開されており、また新たな誕生の報が聞けるかもしれませんね。
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