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ライオン「クレイ」はとべ動物園へ「イト」には全室開放される

(Cray the Lioness, 2 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.05.20)
2023年10月11日(水)にとべ動物園から円山動物園に来園したクレイ(メス/2歳)が、7ヶ月間の円山生活を経て、再びとべ動物園に帰っていきました。クレイは2024年5月24日(金)に無事とべ動物園に到着したことが公式HPで発表されており、一般公開については後日発表されるとのこと。とにかく無事の到着で何よりです。「円山にプチ滞在して良かった」、「とべに戻って本当に良かった」と言われるくらいに、幸せいっぱいの世界線が広がっていくことを祈っています。
とべ動物園HP ライオン「クレイ」の移送が完了しました(2024年5月24日(金))
とべ動物園HP ライオン「クレイ(♀)」の一般公開を開始します(2024年5月27日(月))

クレイの展示最終日まで、どんどん増えていった寄せ書き。今回はピンクの付箋が壁いっぱいに広がっていきました。

クレイの出発日は2024年5月22日(水)。訓練の甲斐あって、無麻酔で檻取り出来たとのことです。短期間の訓練にもかかわらず、さすがクレイです。当日計測出来た体重は80kg。
10月11日の来園時には70kgだったので、7ヶ月で10kg増えたことになります。イトはこれからトレーニングを積んでいくでしょうから、次回の更新を楽しみにしています。

クレイが引っ越した後は、放飼場を交替で使うこともないので、イト(メス/1歳8ヶ月)には全室開放されています。(清掃の時だけは扉が閉鎖されます)日中、好きな時間に外に出て、好きな場所で休んでいます。

最近のイトは、屋外のハルニレの木をガシガシすることが多いのですが、今日は今まで以上に激しく戦ってしまい、かなり樹形が変わってしまいました(^_^;)

テープ

このハルニレは、先代ライオンのリッキーも入居当初からガシガシしているものですが、根っこが残っているおかげで、何度も復活を遂げている逞しい存在です。今回もライオンに負けないように生き続けてほしいものです。

イトの両親のオリト(父)とイオ(母)の写真を並べてみました。オリトもイオも、当時は1頭のみで暮らしており、隣の住人に歯を剥きながら息巻いたり、おもちゃで遊んだりしていたなあと思い出します。イトも数年後には、もっと逞しい雌ライオンの顔になりますね。

今はまだ少しあどけない部分が残ります。

また新たなライオンと出会うという未来が待っているイト。放飼場にたくさんニオイをつけて、イト色にしてほしいと思います。がんばれ、イトちゃん。

 

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