(ライオン クレイ 2023年12月12日(火))
2023年10月11日(水)に来園したクレイと、11月8日(水)に来園したイトの一般公開が12月11日(月)から始まりました。ひと足先に来園していたクレイはすでに10月30日に屋内展示がスタートしていたのですが、後に来園したイトの訓練に合わせる形で、しばらく非展示が続いていました。屋外の遠くから姿を見るだけではわからない、生活の導線や表情などが近くで見られるのは嬉しいものです。
屋外も屋内も、ガラスから離れての観覧制限は継続中です。10月30日に公開された時よりも、コーンバーが少しガラス面に近づいており、観覧通路が広くなったためか、一方通行の制限もなくなっていました。これは混雑状況により変動があるかもしれません。中央のひし形に区切られたところは、お子さま専用エリアになっています。
(手前イト、奥クレイ)
2頭は別々に暮らしており、毎日場所を移動しながらスペースを共有しています。朝は2頭を移動させながら、飼育員さんがそれぞれの場所を清掃するという作業があります。(清掃時間は日によって変わります)
屋外放飼場はひとつしかないため、午前・午後と交替で出入り自由になっています。交替する時間は日によって変わり、いつもだとお昼前後が多いですが、悪天候の日・動物の体調・作業の都合等で変動します。
(イト)
ガラス張りの屋内展示場で、たくさんの人に観られるのは初めてのイト。今はまだ戸惑うことも多いと思うけど、頑張って順応してくれるんじゃないかと思います。時折威嚇顔を見せています。
(左クレイ、右イト)
部屋割りは毎日変わるので、個体名を確認したい場合は掲示をチェック。今日は広い方(左)がクレイ、狭い方(右)がイトでした。まだ2歳未満の2頭の体には、斑点模様があり、体格も同じくらい。
(クレイ)
クレイは新しい紫のボールをもらい、早くも穴だらけにして、たくさん楽しんでいました。屋内に飽き足らず、屋外へも持ち出して遊んでいます。
(クレイ)
12月らしい冬の寒さが戻ってきたにも関わらず、元気いっぱいのクレイ。さて冬本番となる1月2月の積雪量は、そこそこあるので、その頃にどうような展示になるのか?どんな行動を見せてくれるのか?楽しみです。
(クレイ)
ガラス面に身を乗り上げていたクレイ。肉を食べているリッキーの写真に気づいた?(笑)
(クレイ)
毎日たくさんのことを吸収しているだろう、クレイの表情。
それぞれの来園時の体重が書かれていました。これから定期的に更新されていくと思います。2頭の計測時にひと月のズレがあるので、クレイの体重も今はもう少し大きくなっているかな?と見た目の印象で思います。
イトは、旭山で姉妹に揉まれ、若干食い負けしてたかな?という感じにも見えたので、個別給餌となった今は、モリモリ成長しそうで、それも楽しみですね。
2頭とも成長期なので、しっかり食べて、体を作って欲しいと思います。
担当さんからのメッセージも、随時更新されていきます。
2023年12月12日(火)の屋内展示の様子が多めの、最近の2頭の様子です。
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