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【ライオン日記】イトは2歳の誕生日に馬の骨をもらいパーチェは隣が気になる

(Ito the Lioness, 2 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.09.12)
9月12日(木)2歳の誕生日を迎えた、円山動物園のライオン、イト(メス)です。オスのパーチェが8月15日に2歳の誕生日を迎えた時は、パーチェに餌を与えながらのライオンガイドが10時30分から行われましたが、イトの誕生日にもライオンガイドが行われ、13時45分から始まりました。

カバ・ライオン館入口に設置されているボードには、イト2才になりました!というメッセージが書かれました。

ガイド中に肉を与える際、今まではピンセットを使い一重檻から給餌されていましたが、さらに長いピンセットを入手されたそうで、この日は初めて2重檻の場所から給餌されました。

今までよりも近距離でイトが食べる様子を見られるようになりました。2重檻の場合、大きめの肉を通すのは難しいかもしれませんね。

そして普段には与えられない特別メニューとして、馬の尾の骨の燻製が与えられました。現在ライオンたちには、カルシウムやミネラルを摂取するため、時々牛骨を与えたりされていますが、稀に歯が刺さって抜けなくなってしまう事例も起きており(国外)、大きな骨給餌は慎重にされており、馬の尾の骨はアメリカやヨーロッパの動物園でもよく取り入れられている状況とのことでした。
今回与えられた馬の骨の燻製に対するイトの反応は、初めてだったせいか、ニオイを慎重に嗅いだあと、少し口にしたようですが、ほとんど食べずに終わってしまいました。

閉園時の夕飯に、丸鶏をもらったイト。すぐには完食せず、休憩を挟みながらゆっくり食べるのがイト流です。

少し前までは、シマウマ観察の時間が長かったパーチェですが、最近はその対象がブチハイエナになっているもよう。ブチハイエナのカミ(オス/15歳)は、パーチェに見つめられても至ってマイペースに過ごしているようす。

隣との境になる扉の塗料も、パーチェが来園してからは一気に剥げてきてしまいました。

旭山動物園時代の幼きイト〜2歳になったイトを、簡単にまとめた映像です。

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