テレビで見たことはあるものの、本物を見たのは初めてなので、しばらく見入ってしまったハナマカキリ。札幌市円山動物園で2024年5月21日(火)から展示されています。オオカマキリの展示は以前にもありましたが、ハナカマキリの展示はこの20年では初めてかもしれません。
実際に見てみると、想像していたよりも小さく、全身が白で、部分的にランの花の模様みたいな部分もあり、本当に花のよう。細い足先は透き通っているように見えました。ゆらゆら小刻みに揺れながら歩く姿は、風にゆらぐ花に擬態しているかのよう。
今回展示されたハナカマキリは、東南アジアの熱帯雨林に生息する昆虫で、成体のメスなら体長は7cmくらい、オスなら3.5cmくらいらしいので、小さいこのハナカマキリはオスなのかも?しれません。
普通のカマキリでも、北海道では未だに見たことがありませんが、南部の方にはいるらしいです。カマキリは暖かい地方の方が適しているのでしょうか。
オランウータンとボルネオの森の一角で展示されています。
緑のカマキリも揺れながら歩くのを見ますが、ハナカマキリが小刻みに揺れるのは、特徴的な気がします。
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