(Yume the Polar Bear, female 3 years old, Oji zoo, 2025.03.07)
神戸市立王子動物園のホッキョクグマのゆめ(メス/3歳)が、突然遊びのスイッチが入り、テンション高く駆け回っていた時のダイブの瞬間です。プールに何度も飛び込む様子は、赤ちゃんから幼い頃に過ごした旭山動物園時代を思い起こさせるようでした。
2025年3月7日(金)は神戸市立王子動物園へ訪問。晴れたり、曇ったり、雪が降ったりと、目まぐるしく変わる天気でした。
王子動物園でも少しずつ園全体の展示をリニューアルするべく、新施設の工事が進められています。写真は現在の正面ゲート。
この正面ゲートもいずれリニューアルされる予定のようで、いつまでこのゲート写真を撮れるでしょうか?今はOの中にパンダがいますが、リニューアル以降のロゴはどうなる?ジャイアントパンダは?いろいろ気になるこれからの数年間。
王子動物園の入園券にはついに「ゆめ」も登場しました。
ホッキョクグマは維持種として、今後も飼育を継続されていく方針のようなので頑張ってほしいと思います。ホッキョクグマ舎1階部分には、昨年(2024年)1月13日に亡くなった、ホッキョクグマの「ミユキ」(メス/享年33歳)の等身大パネルが設置されていました。
パネルの向かい側には、ホッキョクグマの使用済み遊具が並び、展示されていました。歯で噛んだ跡や、爪で引っ掻いた跡に「触れる」ことが出来る展示です。素材の硬さも知ることが出来るので、いろいろ想像力を掻き立てられます。
同時にプラスチックゴミの問題についても考えるきっかけになります。ゆめは動物園生まれの動物園育ちということもあり、すっかり人工物の遊具に慣れ親しんでおり、取り上げることはむしろストレスになるかもしれませんね。
ゆめの個体紹介が更新されていました。2024年版(左)と2025年版(右)
2~3歳時代は、まだまだあどけなさも残り、ゆめは歩くスピードが早めです。写真の顔の表情は母のピリカによく似ているなあと思います。
王子動物園に来園した当初は、人工物のおもちゃが登場するまで少し時間があり、しばらくは数が少なかったと思いますが、今回の訪問では、おもちゃがよりどりみどり、山程並んでいました。1年で随分変わりました。
放飼場の一角に枝を集めて山のようにしてあるのも、環境エンリッチメントの一つだと思いますが、今回は枝に触れる場面は目にしませんでした。
現在のゆめの被毛には、一部緑の場所がありました。
サインの写真を見ると、夏場は結構緑になっていたよう。質問も多いのか、それについての説明書きもありました。
滝壺ミニプールにもダイブしていたゆめ(写真右)と、旭山動物園時代の生後9か月のゆめ(写真左)。コンクリート床面をよく歩き、大きくハリのある肉球です。
脚長ゆめちゃん。胴まわりには少し緑の斑点。3歳2か月、元気いっぱいの暮らしぶりでした。
3月7日の様子を短い映像で。あの高い段差を一気に上がってしまうところは、さすが!!です。
↓関連記事はこちら↓
コメント
ゆめちゃん、無邪気で愛らしく見てるだけで幸せな気持ちになりました😆雪山を滑って下りてきてそのままプールにジャンプ!げんきげんき!!
神戸の皆さんにも愛されて健康で過ごしてほしいですね♪ゆめちゃん動画ありがとうございます😊
夜分失礼しますm(__)m
実は私も同じ日に王子動物園を訪問していたんですよ。
午前11時半頃から3時頃まで滞在し、ゆめちゃんの所にも何度か行きましたが、いつ見ても屋内と屋外を行ったり来たりしていて落ち着かない様子で、おもちゃで遊んだり泳いだりする姿はついに見られませんでした(^^;
もう少し早い時間帯か遅い時間帯だったら遊ぶ様子が見られたのかな?
(ちなみに12月に訪れた時は遊んでいる様子が見られました♪)
私に代わって?別な時間帯の様子を記録してくださってありがとうございます。
旭山時代のゆめちゃんにも一度だけ会いましたが、ホント大きくなりましたよねえ。