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秋田市大森山動物園のレッサーパンダ円実・ひなた・ケンシンの暮らし

(レッサーパンダ 円実(メス/6歳) 大森山動物園 2023年4月23日(日))
2022年11月2日、繁殖のため、札幌市円山動物園から秋田市大森山動物園に移動したレッサーパンダの円実(マルミ/メス/6歳)です。最近は「まんまタイム」にもデビューし活躍しているとのこと。円山70周年でも、大森山50周年でも活躍するスーパーレッサーパンダですね。


レッサーパンダは年に一度、冬に繁殖期を迎えますが、今シーズンは早速オスのひなたと同居したそうです。交尾までは至らなかったものの、仲は良さそうとのこと。また来季以降に期待したいです。


14時過ぎになり、飼育員さんの気配を察知しソワソワし始める円実。ひなたと交替の時間です。


大森山動物園のレッサーパンダ舎は、広い屋外放飼場と、ガラスの展示場と非展示の部屋がいくつかあり、交替展示が行われています。


円実が非展示の屋内に入り、交替で登場したのはオスのひなた。交替の時間に、リンゴを手渡しでもらったり、木に登って取りに行ったりしていました。


ひなたのお父さんのケンシン(10歳)。体調を崩してしまい、毛が抜けたり、毛並みが悪いところがあるというお知らせが掲示されていました。元気と食欲はあるそうです。


ケンシンのしっぽの先は治療中で、水色のバンテージがぐるぐる巻かれていました。しっぽの先端が床に付いて擦れてしまい保護のために巻いているそうです。先端だけ巻いてもすぐに取れてしまうので、どうしても写真くらいは巻く必要があるということでした。レッサーパンダのしっぽは毛がふさふさして太いイメージですが、毛がないと実はとても細いということがわかります。


ガラス展示場の一部に、流木みたいな木が置かれていて、ケンシンがその穴に入り消えました。
屋内への扉に通じているのです。なかなか面白い展示だなあと思いました。


現在、大森山動物園のレッサーパンダは3頭。


レッサーパンダ舎に掲示されている、大森山動物園のレッサーパンダの歴史です。


現在の3頭を含め、全17頭のレッサーパンダが暮らしていたそうです。ひなたのおじいちゃんユウタは、円実の父エイタのお兄さんです。


秋田ことばを使った個体紹介が楽しい。


かんたが水に顔を突っ込み、ブクブクしながらリンゴを取ったというエピソードは、実に興味深い!
個体によっていろいろだなあと、つくづく思います。エピソードをまとめて下さった担当さんに感謝。

2023年4月23日(日)の様子です。

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