11月6日(水)夜から7日(木)にかけて降った雪で、今年初めての積雪となった札幌。本格的な寒さを迎える前なので、数センチの積雪など、日差しを浴びればすぐに溶けてしまいます。すっかり溶けてしまっているアスファルト面や、まだ溶け残っている日陰地面の場所が混在する風景です。
昨日ホッキョクグマ「キロル」の訃報に触れ気持ちも沈む中、今日は昨年亡くなったデナリの誕生日なので、北大に行ってきました。え?なんで北大?ですが、デナリの亡骸が最後にたどり着いた場所で、彼が生きた功績に触れることが出来る場所になっているからです。それは今だけ・・かも?
今週もまた来てしまった北大。この一週間で落葉も進み、風景が変わりましたが、まだ一部紅葉した木も見られました。雪と紅葉の両方が見られる瞬間です。
イチョウの木の黄葉が見事です。
北海道大学構内にある総合博物館です。現在、館内の1階企画展示室でホッキョクグマ展が開催中です。
期間は10月10日(木)~11月30日(土) 10:00~17:00 入場無料。月曜日は休館。
奥にはホッキョクグマの大きな剥製が展示されていました。この剥製は期間終了後も、別な場所で展示されるかもしれませんね。(この剥製は以前からあるものでデナリではありません)
先日11月2日(土)にNHKで放送された『ワイルドライフ カナダ ハドソン湾 ホッキョクグマ 氷の王女の強さに迫る』の映像も展示室一角で常時放送されています。
ホッキョクグマ展の展示の一部では、エゾヒグマとホッキョクグマの毛に触れて、その違いを体感するコーナーが設けられています。唯一触れられる展示。
ライトが当たっているせいもありますが、そっと押さえるように触れると、あったかくて弾力があり、保温性もあるなあと感じます。
こんな長い毛(前肢)をまとっていたんだ彼は・・。
生きていれば、今日は31歳の誕生日だった。生きている時は叶わなかったけれど、亡くなってから触れることが出来たデナリ。これからもきっと、11月9日が来る度に思い出すことでしょう。
企画展示室以外の場所も、興味深い展示が数多くあり、発見も多数。あまりにもきれいに仕上がっていた剥製なので、感心するやら泣きそうになるやらのナマケグマ。
北大南門前ではアメリカハナノキの紅葉が見事でした。
今は、落ち葉の色もきれい。北大外のイチョウ並木もきれいでした。
エゾリスはすっかり冬毛をまとっていました。こんな街中でも北大周辺にはエゾリスがちょろちょろしていますね。
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