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敬老の日イベント ホッキョクグマ「デナリ」へ特製お祝いケーキをプレゼント


毎年敬老の日(祝日)に行われている「動物敬老の日イベント」を、コロナ禍の今年は密集を避けるため、旧敬老の日である9月15日(火)平日に行われました。円山動物園に暮らす多くのご長寿動物たちに、特別メニューをプレゼントするイベントであり、1967年から続く、円山動物園の恒例行事です。センチュリーロイヤルホテル(北5西5)と円山動物園とのコラボ企画は、ホテルの総調理長が考案・作成する特製ケーキをプレゼントするイベントで、2016年から始まり、今年で5回目になります。
2016年はチンパンジーのガチャにプレゼント
2017年はカバのドンにプレゼント
2018年はホッキョクグマのキャンディにプレゼント
2019年はホッキョクグマのデナリにプレゼント


今年のリーフレットです。昨年からモノクロ印刷に変更されています。
13:30~ニホンザル
14:00~ホッキョクグマ (デナリ)  チンパンジー(ガチャ)
14:30~カバ (ドン)


リーフレットには新たにアムールトラのアイも加わりました。今年3月1日に日本平動物園のアムールトラ『ナナ』(メス/21歳)が亡くなり、現在はアイ(18歳)が国内最高齢になりました。
昨年は特別給餌イベントにシンリンオオカミがありましたが、今年はイベントとしてはありませんでした。


デナリにプレゼントするケーキを作るため、ホテルシェフの皆さんは、13時30分から放飼場入り。昨年同様、デナリにプレゼントする小さいケーキと、3頭でシェアする食材で大きいケーキの2種類を作っていただきます。
スイカの皮をクマの顔に象られマスクをつけるという、今年ならではのケーキ。来年はマスクなしになるといいのですが・・。


こちらは今から食べてもらうデナリ用の小さいケーキ。飾りのスイカの皮は、デナリには食べられないので、給餌直前に外されました。ケーキの前に生クリーム(砂糖なし)で書かれた文字は、「祝 th26 デナリ」かな?と思います。黒い大きな粒はブドウ。
ケーキ台は馬肉を固められ、ニンジン、スイカのボール、リンゴ、ブルーベリー、イチゴ、白菜、パイナップル、ブドウ、生クリームで飾り付けられています。給餌直前に、大きめの食材はさらに細かくカットされました。


14時に登場したデナリ。まずは生クリームをペロペロと、きれいに舐め続けます。やはりホッキョクグマは、脂肪大好きですね。昨年はリラにもお裾分けで生クリームがもらえましたが、やはり最初に舐めていました。


鼻や口周りに生クリームがついて、お子様のよう。


いつもなら、数口で平らげ数分で終わる量を、1日3回くらいに分けて給餌されていますが、特別メニューはたっぷりあるので、ゆっくり味わいます。途中でひといき入れているデナリ。最初の生クリームのカロリーが途中で効いてる感じかなあ。(^_^;)


カラスも近づいてくるし、なんとしても完食しようとしてるデナリ。生クリームを名残惜しそうに床を舐めていました。


最終的には、パインとブルーベリーを少し残し、14時27分にごちそうさま。27分も楽しめたスペシャルタイムでした。腸の蠕動運動も活発化し、押し出されるように、食後すぐに排泄。


デナリが離れると、カラスがあっという間に掃除を始めます。


あれだけ食べたら、しばらくゆっくりだね。少し休んで消化させて下さい。


2018年キャンディ、2019年デナリに給餌され、2020年はララが予定され、事前告知もされていたのですが、先週中頃から、左後ろ足をかばう歩行が見られるようになり、大事をとってララのイベントは見送られました。


サプリの再開、週末から痛み止めの投与があったそうです。サプリ、薬のおかげか、今日はとても調子がよく、広い放飼場の上、堀、階段も歩いていたほどです。うまくつきあっていかなければいけない年齢になったのかもしれません。痛みのストレスなく、少しでも快適に過ごせますように。

イベント時の様子です。

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