今日は午後からの給餌で、3頭それぞれがヤナギの枝をもらいました。エンリッチメントの内容が、ホッキョクグマのハートに上手くヒットすると、眠っている部分が目覚めます。今日は特に、デナリのハートにヒットしたようでした。
(2020年7月26日(日)の日記です)
最初にもらったのはララ。屋内収容され、中で待っている時も、早く扉が開かないかと張り付いて待っていることが多いララ。時には待ちきれなくて、自分で扉を開けようとする時があります。ヤナギの枝ぶりがよく、たくさん葉がついており、よく食べていました。
長い竹筒ももらっていたようで、広い放飼場の出入り口に置いてありました。
デナリには、ヤナギの他にカットしたオオナゴが凍らせたものも出されました。デナリは魚を食べてからヤナギに向かいます。
世界の熊館には地面や草木がないので、こういう自然木をもらうと嬉しそうに見えます。
犬歯以外の歯は少ないデナリですが、なんとか枝をしごいて、少し葉を食べていました。その後は遊びです。今日は枝を咥えたまま小走りでプールに飛び込み、食べながら、しばらく遊び続けていました。ずっと観ていたいところですが、リラの給餌を知らせる放送が聞こえたので、そちらに向かいます。
リラにはヤナギの他に、鹿の角と氷が置かれました。氷に角が刺さった状態です。食べるものではないので、チェックはしましたが反応は薄めでした。
リラとララは屋内でメインの給餌があったので、屋外にはおやつのヤナギだけです。リラは隠された餌はないのかと、ひとまわりチェックしていましたが、ないとわかるとヤナギに向かいます。
デナリ同様、プールに入れて食べながら遊んでいたリラ。デナリとリラの行動がリンクするのは、よくあることです。
プール遊びで少しお疲れデナリ26歳。まだまだ若さを感じさせる遊びが見られて嬉しかったです。
そんな午後のヤナギ給餌の様子です。
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