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しろくまにっき 3722 いちご狩りに見るリラの慎重さ賢さ


今日のリラの給餌には、枝先にイチゴ・ブルーベリーの実を付けたエンリッチメントが用意されました。イチゴを食べること自体は初めてではないと思うのですが、今日のイチゴには立派なヘタ付き。意外な行動を見せてくれたリラでした。
(2020年11月17日(火)の日記です)


朝のうちは、まったりと過ごしていたリラ。場所を変えながら、休んだり昼寝したりといった感じでした。


体が汚れているので、プールに入ったあと、どこかで体を擦りつけたのでしょう。昼寝から目覚めてからは、歩いたり、また休んだり。


午後の屋外給餌には、大きな枝が2本登場。その枝先に、ブルーベリーとイチゴが付けられました。


もっと軽快にパクパク食べていくのかと思いきや、口先で実だけを食べようとしています。イチゴのヘタは簡単には取れないので、やたらと時間がかかります。普段、放飼場の草や飛んでくる落ち葉などを食べているリラですが、イチゴのヘタは、いつもとは違うものという認識のようです。危険な香りがするのかも?危機管理能力が高いですね。最終的には、少しだけ試食してみて、しばらく考えたあと、ようやくヘタごとパクリと食べました。自分で自分の実を守る、賢いリラの一面を見せてもらった気がします。


デナリは冬に向けて、体が大きくなってきました。毛足が長いことに加え、体に脂肪も蓄えているのだと思います。春夏のデナリスタイルとは、随分違うところも、ホッキョクグマのおもしろいところ。


ララの給餌には、ミニチュアホース舎から運ばれてきた落ち葉の中に、半球が仕込まれ、その中に魚が入れられました。


食べた後は、よく歩くララ。


ホッキョクグマ館へのアプローチに立てられた看板。


リラがちょうど屋内に入っているというタイミングもあります。

高いところのイチゴの実だけを食べようと、集中していたら、イチゴが落ちて目に直撃。失敗から得た改善策とは? そこも賢いリラの一面です。

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