旅行などで2週間ぶりに円山動物園に訪問すると、すっかり紅葉した景色とリラの換毛の進み具合に驚きました。毎日見てもじわじわと感じますが、やはり2週間の変化は大きいです。毎年円山での紅葉は、10月中旬ごろから下旬に向けてが見頃で、天候によってはあっという間に落葉してしまうものなので、きれいな瞬間を今年も見られて良かったです。この秋は、旭山動物園からホクト(オス/21歳)が来園するという発表があり(10月13日)、来園前から期待と心配が交差するような、そわそわする感覚があります。ホクトは旭山と円山の両園が休園中の11月7日(月)に引っ越します。
ホッキョクグマ館周辺が紅葉する10月下旬の風景。屋内が開放されているので、リラは籠もってしまう時間もあったり、屋外で休んだり、歩いたりの暮らしぶり。昨年の10月も籠もってしまう時間が長めだったと記憶しているので、なにか季節的なことや、飼育側の都合などもあるのかもしれません。
背中やお腹のあたりは、まだ長めの毛がありますが、随分すっきりした毛並みになってきたリラ。
ララ舎のツタの紅葉は10月末に向けてが見頃で、その後一気に落葉します。
ララプールは水漏れが原因で、しばらく半分くらいしか貯まらない状態が続いていましたが、怪しい箇所を補修することで、今のところはカバー出来る状況のようです。とりあえずしばらくは満水を維持出来そうで何よりです。最近のララはこの大きなプールにもよく入っている様子で、本当によかったと思います。近々降雪前には水抜きされてしまうので、プールシーンを見られるのも、今年はあと数日というところでしょうか。天候次第なのでわかりません。
デナリは、放飼場3マスを広く使い、のんびり移動しながら過ごしています。
デナリは11月9日が誕生日なので、間もなく29歳になりますね。誕生日当日は休園期間中なので会えません。
リラも遊びのスイッチが入れば、楽しんでいるようです。
さあ、ホクトが来園するまであとわずか。まずは無事にご来園下さい。ホクトが入居する場所は、リラの暮らすホッキョクグマ館ということなので、到着後すぐにお互いのニオイを確認するのは間違いないこと。(面会しなくても嗅覚の鋭さでわかるはず) どういう印象を持つでしょう？
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