(ホッキョクグマ ホクト(オス/22歳) 札幌市円山動物園 2023年9月19日(火))
長年のトレードマークとも言える、ホクトの眉のように見える目の上のハゲも消えている今、非常に男っぷりが上がっていると思ったら、なぜか眉間の部分だけが緑色になっており、やけに目立ってしまう今日このごろです(笑)。
なぜここだけ、こんなに濃く緑?という不思議。
後頭部から背中にかけては、うっすら緑色の毛になっています。
今年のリラ(メス/8歳)は、全体的にうっすらと緑色。
ララ(メス/28歳)は美白キープ。
そこで2年前のことを振り返ってみます。ホクトが旭山動物園でピリカと同居中の、2021年10月13日の写真です。ホクト20歳、ピリカ15歳の時です。
ほっきょくぐま館の水槽側で、ホクトは浮き球、ガス管、ピンクのボビン、青いドラム缶などで、よく遊んでいました。
朝のうちひとしきり遊んだ後は昼寝タイム。首、肩、背中にかけて少し緑色になっていました。
よく見ると、眉間の部分も緑です。ホッキョクグマの毛が緑に見えるのは、ストローのように中が空洞になった毛の中に藻が入った状態と言われています。空洞に藻が入るということは、表面が擦れたりした部分から入り込むのかなと想像しますが、眉間は出っ張った部分ではなく、窪んだ場所。何かしらの理由で、その部分を擦っているのかもしれません。
10月の時点でも同居していたホクトとピリカですが、その2ヶ月後の2021年12月10日には「ゆめ」を出産しています。
今年の2月を振り返ってみても、ホクトはなぜか窪んだところにもハゲが出来る個体。やっぱり、何かしら擦っているのかもしれません。
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