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しろくまにっき ホッキョクグマの換毛と毛色


1年を通して抜け毛や生え変わりがあるものの、ごっそりと長い毛が抜け落ちて、前後の見た目の差が最も激しくなるこの時期。リラの今春の換毛もほぼ完了といった感じです。6月15日(水)は、長く首元についていた気になる毛束がすべて取れた記念すべき日となりました(笑)。


ピンクのエッグボールでプール遊びしているうちに掻いたのか、水中から顔を出した時には、すでにスッキリした姿になっていました。

雪が溶け始め、気温が高くなり始める頃から少しずつ抜け始めていたリラ。この写真は4月28日。顔部分が先に抜け、白い顔になっていたので羊みたいでした。


5月10日。2週間ほどで、体と足の冬毛がかなり抜けて白っぽくなってきました。


5月16日。首まわりや尻尾周辺が残っていたので、見ようによってはファッショナブル。2020年、2021年のこの時期は、コロナ対策のための臨時休園となっていたため、リラの換毛を追えるのも久しぶりとなります。


5月21日。昨年から首元にずっとついたままだった毛玉のような毛束は、リラが掻いても抜け落ちる様子もなく、このままさらに年を越すのではないか?と思っていた矢先・・・


5月29日(日)の午前中に、左側が抜け落ちました。この毛は2年前からの毛ということになります。その間、スリスリしたり、カイカイしていたにも関わらず、ずっと首についていたのに、ある時ふっと落ちる・・・面白さ。


毎度のことながら気になるのは、ホッキョクグマの毛色。生えて伸びてきた白っぽく見える毛と、抜けていく茶(黄)色っぽく見える毛。特に末端のほうに色がついて見えます。


時にはサーモンピンクに見える時もあります。これは6月9日のピリカの背中。


4月1日には、そのような色にはなっていませんでしたが、日を追うごとに色が変わり、換毛も進んでいきました。


6月9日のピリカ親子。ストロー状の毛の中に皮脂や汚れなどが入り、それが酸化して黄色っぽく見える説もあります。


左側の毛束が取れ、しぶとく残っていた右側の毛束もついに抜け落ちたリラ。


ひと月で見た目の印象が随分変わりました。今は短めで白い毛の印象のリラも、季節ごとに変わっていきます。


見た目の印象は変わっても、リラの愛らしさは変わらないのです。

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