(ホッキョクグマ ホクト 円山動物園 2023年3月19日(日))
東京から戻り、約一週間ぶりに円山動物園に行くと、雪解けが進んで景色が一気に春めいていました。ホクト(オス/22歳)は、中2階前の岸辺を往復する行動が見られました。壁の向こう側にいるララのことを気にした本能的な行動なのか、それとも別な意味なのかはわかりませんが、屋内に籠ってしまう時間が長めのホクトなので、姿を見られるのは嬉しくもあります。
(ホッキョクグマ ホクト 円山動物園 2023年3月19日(日))
昨年に比べて積雪も少なかったせいもあるでしょうが、今年は雪解けが早めです。例年ならお彼岸あたりに、寒さぶり返しの吹雪の日が来ても不思議はない北海道の気候だったはずが、今年はスムーズに春が訪れるのでしょうか。
(ホッキョクグマ ホクト 円山動物園 2023年3月19日(日))
まだきれいな雪面でスリスリするホクト。ホクトの足裏の毛の生え方も、左右で微妙に違う。やはり歩き方の癖のせいだろうか。
(ホッキョクグマ ホクト 円山動物園 2023年3月19日(日))
「それでは、皆さんごきげんよう」屋内に入ってしまうホクト。出入り口が地面から少し高いところにある意味が、こんな絵面でもわかる。真冬はもっと雪が積もっているので、くぐるように扉を抜けいています。
(ホッキョクグマ ホクト 円山動物園 2023年3月19日(日))
雪が溶けたおかげで、遠くからでもホクトの姿が少しだけ見えるようになりました。
(ホッキョクグマ ララ 円山動物園 2023年3月19日(日))
こちらはララ(メス/28歳）。雪の上で寝ている・・わけではなく、スリスリしているところです。今日は少し歩き方が早めで、せわしなく動き回っていました。ミニプールの中を何度も覗き込んだり、屋内の水飲み場からバシャン！と音が聞こえるくらい、水に顔を突っ込んだり、その後雪面でスリスリしたり。体が熱くなり、水に入りたいのかなあ？と思ったりもしました。
(ホッキョクグマ ララ 円山動物園 2023年3月19日(日))
過去を振り返ると、3月中〜下旬ごろに発情の波が来ていた時もあり、今年もそうなのかなと思いながら、せわしないララの姿を見ていました。
(ホッキョクグマ デナリ 円山動物園 2023年3月19日(日))
デナリは檻の中を往復歩きしたあと、南側の広い放飼場へ出てひと休みしています。今年は南側放飼場を、3月10日(金)の午後から扉を開放してもらっています。
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