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【しろくまにっき】ホクトならではの対応と今のリラ

(ホッキョクグマ ホクト(オス/23歳) 札幌市円山動物園 2024年1月18日(木))
旭山動物園から札幌に帰宅してからの除雪作業が凄まじく、ようやく円山動物園に行ける余裕が出来、出かけると、放飼場には同じくたっぷりの雪が積もっていました。ホッキョクグマと呼ばれるにぴったりな景色が広がっています。彼らの周りだけはふかふかの雪がたっぷりあるといいですね。

それでもララは雪の上よりも、屋内で休む方がお好みのようです。雪の上で昼寝をする姿は、もう何年も見ていない気がします。環境に馴染むということでしょう。ララは日中も屋内で過ごす時間が長く、いつも昼給餌のタイミングを狙って会いに行きます。

ホクトも檻側や屋内にいる時間が長め。給餌の時に、広い放飼場に出ようとすると、いつも勢いをつけるかのように、数歩下がってを1〜2度くらい繰り返してから扉部分をくぐり抜けます。

ウッドチッププールにも雪が積もり始めたせいで、ホクトの体の汚れも少しずつ収まってきた気がします。

旧世界の熊館の一番北側の放飼場は、万が一堀に転落した時の緩衝材として、2021年8月に土が入れられたのですが、それ以降、積雪が増した時期は逸脱防止のために、該当する時期だけ開放されない時期がありました。土から50cm上のところに、目安としての黄色い線が付けられています。

今回の大雪でその黄色い線に達しており、デナリならそろそろ開放されない時期になっていますが、現在のホクトは開放されています。

ホクトは未だ堀に降りておらず、堀からの逸脱はおそらく心配はないでしょう。なぜあの階段を降りないのか、それはホクトに聞くほかありませんが、降りたくないのでしょう。その昔イコロが絶対降りなかった事も思い出しますが、動物もまた頑ななところがありますね。

ホッキョクグマ館出口周辺は、リラの出産準備のために閉鎖されていますが、今回の大雪で立ち入り禁止のバリケードさえ雪にすっぽり覆われてしまいました。除雪車も通らないようで、人止め柵が低く感じてしまいます。

リラは1月下旬頃まで非展示で様子を見守ることが、すでに発表されています。リラがいる寝室からサブ放飼場への扉は夜も開放されているそうで、リラのしたいように過ごせているようです。大雪の感触も味わっているかと思うと、ちょっと嬉しいですね。
プールの上には厚い氷の上にさらに積雪し、水中トンネル内が薄暗くなっています。

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