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【しろくまにっき】2023年と2024年のプール開き時の積雪量の違い

(Lara the Polar Bear , female 29 years old , Sapporo Maruyama Zoo , 2024.03.30)
3月29日(金)からプールへの注水が始まり、好きなタイミングで水浴出来るようになったララ。今日も気持ちよさそうに、雪たっぷりのシャーベットプールを満喫していました。

ララが暮らす旧世界の熊館周辺は、園路であるアスファルトの上は雪が溶けたものの、それ以外の場所には、まだたくさんの雪が積もった状態です。

プールに水を入れたからといって、すぐに溶けてしまうわけでもなく、まだまだシャーベットとして残っています。仮に若い個体がプールで遊びまくったら、すぐに溶けそうですが、高齢のララが同じ場所を往復するくらいでは、前日と同じような風景が続いています。

今年は大量の雪がある状態で注水されたこともあり、いつになく美しい風景となっています。

ちなみに2023年のプール開きは3月23日(木)。放飼場の積雪量の違いがよくわかります。

ララ(28歳)も注水を始めてから程なく水浴を始め、浅いプールでジャブジャブしていたものでした。雪解けシーズンは汚れも浮き出てくるものなのですが、2024年のプール開きは実にきれいなスタートでした。

プールの中にある雪の固まりを崩すように、水中に潜っては頭で雪を持ち上げていくララ。

そしてブルブル〜。

ブルブル〜。美しい!本当に美しいホッキョクグマの姿。

水からあがると雪面でスリスリと水を切ります。

今日は割れたドラム缶の中に餌を入れて、プールの水際に給餌されました。

白菜を取り出し、もぐもぐ。
ここだけは雪解けが遅れるといいなあと思います。

ホッキョクグマ館のプールは新しい施設なので通年営業。極寒時(1月~2月上旬)に氷が張る以外は、いつも通りのプールです。今日も元気におもちゃで遊んでいたリラ(メス/9歳)でした。

2023年3月のホッキョクグマ(デナリ、ララ、リラ、ホクト)たちです。

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