【しろくまにっき】デナリが降りてきたか？と思ったリラの水浴

(Lila the Polar Bear, female 9 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.07.26)
札幌の短い夏はもう終わってしまうのか？と思ってしまうほど、気温が落ち着き始めています。夕方から夜にかけては涼しかったり、肌寒く感じることもあるのです。いやきっとまた暑さぶり返しが来るだろうとは用心しています。
20度台とはいえ、昼間の強い日差し下では、毛がみっちり生えたホッキョクグマたちにとっては、まだまだ厳しい季節。リラは屋内に籠もったり、水にしばらく浸かって適応しながら過ごしています。

今夏のララは、暑い中でも本当によく歩いています。途中で水浴や屋内で休息を挟んでいます。
屋外に給餌される前には、写真のように打ち水をされる時もあります。

白菜、ニンジン、魚、肉、よく食べています。ララは夏になる頃、毛足が長くなるので暑そうに見えますが、元気ですね。

現在、ララが使う屋外放飼場として4マスを開放されています。どこもツタやノブドウなどが壁につたい、緑化されています。多少はコンクリートの照り返しも弱まっているのでは？と思われます。

リラには今週も牛骨が給餌されました。

浅瀬で水に浸かりながら、牛骨をかじったりしていました。

場所を変えて、水に浸かるリラ。おしりをぷかぷか浮かせています。

痒いところをポリポリ。

浅瀬で突然仰向けになった時には、一瞬デナリが降りてきたか？と思ってしまいました。
お盆も近いしね。
暦に関係なく、いつでも降りてきてほしいとは思っています(笑)。懐かしいですね。