(Lara the Polar Bear, female 29 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.09.10)
ララ邸の壁を彩るツタの葉の一部が、ほんのり赤く染まり始めました。夜間の涼しさを思えば、そろそろ始まるかなという頃です。北海道の標高の高い地域、大雪山系の方では9月終わりから10月初旬に初雪・初冠雪が観測されているのが通年。今年はどうなるでしょうか。
数日ぶりにララ邸に来てみると、あれ?景色に何か違和感を感じます・・・
そう、いつも視界に入っていた【天井から吊るされた竹筒】が消えているのです。
少し劣化してきたこともあり、外されたとのこと。
思い起こせば2年前、2022年4月3日に設置されたエンリッチメントでした。
ララの場合、これで遊ぶ様子を見ることはなく、主に給餌の際にフィーダーとして使われるのを見ることがほとんどでした。
吊るされていることでイレギュラーな動きに反応するララを観ることが出来ました。
同じ時期2022年4月2日には、デナリ舎にも竹筒が吊るされていましたが、これは主がいなくなった獣舎に現在も吊るされたままです。2年の歳月を経て、竹筒の色が緑から茶色に替わり、ロープもボロボロになってきています。
デナリの場合も、フィーダーに使われていたことが多かったですが、デナリが時々引っ張ることがあったため、浮いていた竹筒が床面につくようになりました。ホッキョクグマの力にもよく耐え抜いたロープでした。
おもちゃの下に隠された白菜。ララ(メス/29歳)が見逃すはずはありません。
しばらく籠もっていた屋内から出てきたリラ(メス/9歳)。
あれ?おかしいなあ、今日は目が小さく見える。大きく見える体との比率のせい?目を細めてる?
2024年6月29日(土)からホッキョクグマ館の1階と2階に設置された、ホッキョクグマ型のサポートクラブ寄付金箱に【ご協力のお願い】が追加されていました。
1円玉硬貨は入金に1円以上の手数料がかかってしまうため、1円玉はご遠慮くださいとのことです。
寄付という意味合いより、コインを落としたい欲強めの子どもさんが多いのも事実。夏休み中はきっと1円玉も多かったのではないでしょうか?
手数料が高い問題は、日常生活においても切実ですね。
円山周辺の紅葉が本格的に美しくなるのは、10月中旬くらいからですね。
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