(Lara the Polar Bear, female 29 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.10.02)
昨日から開放され、全部で5マス分のエリアを使えるようになったララ(メス/29歳)。長年、世界の熊館で暮らしているララにとって、行ったことのない場所はほとんどないのですが、雪のない時期にこのエリアで過ごすのはあまりなかったため、とても新鮮に映ります。
2019年2月〜しばらくの間、ここで暮らした経験もあるララです。↓
今回ララが過ごすエリアとして拡張されたマスは、ホンケワタガモのマス(写真右側)。
10月に入り、少しずつ紅葉が進んでいます。
開放された昨日のうちに、すでにホンケワタガモのマスに入っているそうですが、今朝は覗きこむばかりで、なぜか進んでいかないララ。
トナカイのマスでお昼ごはんタイム。
ホンケワタガモのマスの入口にも白菜とニンジンを置いてもらい、それをきっかけに進んでいくようになりました。
ホッキョクギツネのマスでは新しいフィーダーが吊るされていました。編んだ消防ホースの隙間に魚が詰め込まれ、1匹1匹引き出しては食べていたララ。ホッキョクグマ舎では最近、消防ホースを使ったエンリッチメントがちょっとしたブームになっています。
現在ララには5マス分(4プール)が開放されており、過去一番の広さと思われます。しばらくはこのまま継続されるそうですが、積雪シーズンには再び縮小する予定とのこと。
大プールの水漏れ状況も気になるところですが、近く補修の予定もあるそうです。
ウォーキングの後はひとやすみのララ。歩く場所が広がったので、さらによく歩き、しっかり食べて、健康で長生きしてほしいと思います。
半月後くらいから、そろそろいい色になってきそうですね。
屋外に用意された餌を探して回るリラ(メス/9歳)。カットされた丸太が積まれ、その上に白菜が置かれました。リラ用の積み木くずしです。
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