(Lara the Polar Bear, female 30 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.12.10)
餌が用意されていても、一歩も外に出なかった12月9日(月)のお話には続きがあります。
あれから24時間経った翌日の昼給餌の時間になり、いつものように各所に餌が準備されました。前日にララがノータッチだったガス管キャップの餌は、24時間経ってもそのままです。
今日は餌のひとつとして、乾燥昆布が出されました。
ララは鼻をつけてニオイはチェックしましたが、昆布は雪の上の落下。そのままスルーです。
野生のホッキョクグマは、アザラシが捕れない時期、陸で海藻なども食べているそうですが、今回の場合はスルーでした。雪の水分を吸って昆布が戻ることもあるかな?と思いますが、乾燥昆布は雪の中に埋もれたのか、回収されたのか、以後行方知れずです。都こんぶのようにもぐもぐしたら面白いですね。
前日一歩も出なかったララですが、今日はすんなりと出てきました。多少積雪具合は変わったとは思いますが、ララの拘りなのか?気まぐれなのか?
そして24時間前にセットされた餌を完食。冬の北海道の冷気の下、自然の中の冷蔵庫です。
これくらいの積雪なら、自由に歩き回れるボーダーライン?
そしてリラのところにも、ドーム状のカプセル(ガラス)が登場しました。寒帯館で使われていたドーム状のガラス窓3個のうち、2個がホッキョクグマ舎にあるということがわかりました。
コメント
MAYUさんこんばんわ.今年もブログ有難うございました.悲しい出来事も有りましたがお目出たい出来事も有りで毎回楽しませて頂きました.天候の悪い時などご苦労も有ったと思いますが毎回素敵な写真で癒されました.来年は海外からお婿ちゃんの予定は無いのでしょうか…私は特に
アイラちゃんに早くお婿ちゃんに来て欲しいです.今年は積雪も多いようですね.くまちゃんには
嬉しいかもしれませんがお身体御自愛下さい.来年もよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。
リラが再び繁殖の舞台に上がれるよう、いつも願っています。
もちろん、アイラ、ポロロ、マルルも同様に。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。