11月12月は赤ちゃんの誕生というビッグニュースが続いたホッキョクグマ界ですが、1月最終日にはリラ(メス/10歳)の新たな繁殖相手が来園するという、さらなるビッグニュースが発表されました。お相手は、鹿児島県の平川動物公園で暮らしているライト(オス/11歳)。近い将来、円山動物園にオスが来園するだろうとは思っていましたが、ライトは2年前の2023年3月9日にアドベンチャーワールドから平川動物公園に移動したばかりだったということもあり、少しも予想しておらず、かなり意表をつかれ驚きました。
円山動物園HP ホッキョクグマ「ライト」が来園します
平川動物公園HP ホッキョクグマの移動について
2013年11月21日 アドベンチャーワールド生まれ(父アークティク、母オホト) 人工哺育
2023年3月8日 アドベンチャーワールドを出発(15時ごろ出発→17時間の陸路→平川へ)
2023年3月9日 平川動物公園に来園
2025年3月23日 平川動物公園での展示最終予定
2025年3月?日 円山動物園に向け出発(搬出日非公表)
円山動物園では12月からリラの屋内での訓練が始まった頃から、おそらくオスが来園するのだろうと勘ぐってはいましたが、もう少し早い時期からライトの来園は決まっていたのでしょう。
今では訓練も順調に進み、寝室3つの扉の出入りは自由自在になってるリラです。交替展示に向けての準備は着々と進んでいると思われます。
ライトが繁殖の舞台にあがる?・・その日がいよいよ現実味を帯びてきました。
リラは2023年1月〜2月の約1か月間だけ、ホクト(オス)との同居経験があり、交尾も確認されましたが繁殖には至らず、ライトは同居も未経験。2頭にはどのような展開が待っているのでしょうか。
因みにライトとリラの関係を中心にした家系図を作ってみると、ライトの祖母とリラの祖母は姉妹関係にあり、ライトとリラは「またいとこ」となりますね。
九州鹿児島からはるばる北海道札幌までの、長い長い旅路が無事でありますようお祈りしています。
2023年12月のライトの映像です。朝のライトは水浴、日中は歩いたり休んだり、屋内ではトレーニングもしていました。
こちらは和歌山アドベンチャーワールド時代のライトです。
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