(Lila the Polar Bear, female 10 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2025.03.16)
2025年3月16日(日)。朝、ホッキョクグマ館に訪れてみると、昨日とは違った風景になっていました。
昨日まで放飼場にあった丸太が消え、その場所には木片だけが散乱しています。
ついに!リラが丸太を堀に落としたようです。
最近では、堀の上まで移動させており、しばらく執着する時間もあったので、いつかそんな時が来るのかなと思っていました。落ちた際の目撃情報はなく、3月15日(土)の夕方から3月16日(日)の朝までの間に落ちた(落とした)のでは?と考えられています。丸太の太い方が下になり、斜面に沿って立つような感じで止まっています。
ホッキョクグマ館がオープンとなったのは、7年前の2018年3月13日。オープンの頃は積雪が多く地面が見えていない状態でしたが、4月になると地面の状態がはっきりとわかり、アカマツとカエデの倒木が3本横たわっていました。
かなり大きなアカマツでしたがクレーンで運び込まれ、オープン当初はもう少し上の場所に横たわっていたものです。
3歳のリラは、その倒木をかじったり、樹皮をめくったり、時には押したり引いたりして自然物を楽しんでいました。
こちらは別なアカマツ。他のカエデとともに2024年には短くカットされています。倒木も6~7年の歳月で随分変わってくるものですね。
堀の斜面を登ろうとしていた3歳のリラ。7年が経った今でも好奇心は旺盛なリラですが、こんな行動はあまりしなくなったかな?経験値が高くなり、無理・ムダなことはしなくなったかもしれません。
洞窟の上でぐっすり眠る現在のリラ(10歳)。
ララは新しいおもちゃの中に入った餌を取り出すため、口で持ち上げて振っていました。ララもあまりムダなことはせず、餌が入っていない場合は、大半はスルーします。
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