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【しろくまにっき】ライト来園その直後のリラとララの様子

(Lila the Polar Bear, female 10 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2025.03.28)
ついに平川動物公園(鹿児島)からオスのホッキョクグマ、ライト(11歳)が到着しました。平川動物公園での展示最終日は3月23日(日)でしたので、今週中には来園するのだろうと思っていましたが、到着は3月28日(金)の朝でした。無事到着したライトは、すでにリラと同様の内容の餌も普通に食べ、落ち着いている様子だそうで、しばらくは非公開エリアのサブ放飼場+寝室で、出入り等の馴化をされるとのこと。
円山動物園HP ホッキョクグマ「ライト」の来園について

ライトが入居してまだ1時間も経たない朝。リラ(メス/10歳)は、とにかくニオイチェックに余念がありません。朝ごはんが雪の中に隠されていますが、頭の中はそれどころではありません。さっきまでなかった雪の上の砕石や、大勢の人間のニオイ、檻のニオイ、そして知らないホッキョクグマのニオイが残っているのです。あふれる情報量に多少の緊張感もあったことでしょう。

1時間くらいはニオイを嗅いだり、歩いたりと、ニオイチェックの方に意識を集中させていたよう。

近くに人参や白菜があっても素通りしてしまうくらい、頭の中では情報処理でぐるぐるしていたようですが、11時頃からは、いつものコースを歩いたり、プールで軽く遊ぶなどしていたので、少しずつ平常心を取り戻していたようでした。

ライトは到着するなり、1分くらいで輸送檻から出てホッキョクグマ館に入居するなど、比較的スムーズに移動は出来たようす。写真は、ホッキョクグマ館の模型に分かりやすく記入したものですが、ライトとリラはしばらくは1マス分空けて寝室を使うようで、今のところお互いの姿は見ていない状態。ライトはAの寝室とサブ放飼場の間の扉を開放して過ごしているそうで、朝のうちは前肢だけ外に出したものの、しばらく屋外を警戒していたようです。それがSNSで公開された映像を見ると、11時47分には雪が積もったサブ放飼場に出て、雪面で全身を擦り付けていたよう。早速、北国体験を満喫でき何よりでした。

11時47分、ライトがサブ屋外放飼場に出てスリスリしていた、その少し後のララ。
ホッキョクグマ館側の放飼場に出て、鼻を高くあげ、上下左右に首を振りながら、しきりにニオイを嗅いでいました。普段はあまり見せない行動なので、ライトのニオイに気づいたのでは?と想像しています。

おかげで正面顔のララもよく見られました。

ララのすりすりタイムも回数が多めな気がしました。これもライト来園効果でしょうか?嗅覚の動物ホッキョクグマですから、それなりの刺激を感じたのではと思いました。

ライトを迎えるまでの準備の様子、ライト来園当日搬入のイメージ画像、リラとララの朝の様子です。

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