(Light the Polar Bear, male 11 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2025.04.22)
2025年4月22日(火)。一週間ぶりの訪問となる円山動物園。今日はライト(オス/11歳)の展示日です。
9時30分の開園から程なく、ホッキョクグマ舎にやってくると、前日からメインに出ているリラ(メス/10歳)がまだ屋外に出ていました。朝のうちにプールに入り、地面のどこかで体を擦ったような、被毛が湿って汚れた状態になっていました。円山動物園では、基本的に昼夜共に扉を開放し出入り自由にしているので、日の出と共に朝を迎えるという、野生下の感覚を味わうことが出来、夜間や早朝にも好きな時に水浴出来る生活を送っています。
4月22日(火)のメイン放飼場。草が伸び始め地面がうっすら緑になってきました。草が伸びるのは早く、夏以降は高すぎる草丈のためにホッキョクグマの全身が見えなくなってきます。
10時50分。餌の準備と清掃が終わり、リラと交替でライト(オス/11歳)が屋外に出てきました。右側を下にして横になっていたのか、体の右側が広く赤茶色になっていて、扉の出入りの際に少し時間がかかり、歩くスピードがかなりゆっくりなことが気になりました。屋外に牛骨などの餌がたっぷり用意されていましたが、ライトはあまり食べることなく、再び屋内に戻ってしまいました。
そして屋外に用意された餌の多くは、カラスに持っていかれてしまいました。
追記
どうやらライトは今朝までに、右後肢に傷をつくってしまったらしく、赤茶色の汚れは、自身の血液も混ざっている可能性もあり。麻酔下で検査をしていないため、傷の箇所は特定出来ず。投薬治療により経過観察をするため、しばらく非展示となることが、翌4月23日(水)に発表されました。
ララ(メス/30歳)はララ邸大プールの水漏れ補修が完了するまで、旧世界の熊館の反対側(北側)で生活しています。開園直後はプールで水浴し、檻で水切りをしていました。
4月7日〜11日の休園期間中から始められたプールの補修工事は完了し、今は乾燥させている期間だそうです。アザラシプールと同様、反射を抑えるためグレイに変えられました。
ちなみにグレイ色のプールに水を入れると、こんな感じになります。
ホッキョクグマ館の案内マップ?にライトが加わりました。
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